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主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(3.27)

対策2本柱のおさらい。

1。ピークの平坦化(flatten the curve、感染者グラフのピーク=Apexの平坦化)
2。医療体制の強化

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ピーク平坦化政策の一部、学校の閉鎖について。
当初4/1までと公表しましたが、4/15まで延ばします。学校の役割は教育だけではない。各郡で
1。チャイルドケアの側面。
2。学校給食の側面。
3。リモート学習の整備。
でプランを立てる事を要請しています。2週間後にまた延期の有無を話し合います。

医療体制。

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ピークは21日後の予測変わらず。
-ベッド
-PPE(personal protective equipment、マスク、ガウン、防護服など)
-人口呼吸器

昨日と同じく、とにかくかき集めています。今日はベッドの確保の話。

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ピーク時には140Kのベッドが必要で、病院のベッドが53Kという状況からスタート。

-各病院に許容量を1.5倍にするよう要請。+27K
-いくつかの病院は2倍にできる見込み。+5K
-仮設病院フェーズ1、4サイト。+4K
-仮設病院フェーズ2、4サイト。+4K

仮設病院はFEMA、米陸軍工兵隊、州兵の協力で建設しており、フェーズ1は順調に進んでいますです。1週間でここまでの仕事を完了した彼らに感嘆しています。余りに素晴らしい出来栄えなのであと4サイト(フェーズ2)を頼むことにします(😉)。フェーズ2の4サイトはスカウトを終え大統領承認待ちです。

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Down Stateと呼ばれる8群全てに仮設病院を配置します。
フェーズ1
マンハッタン : Javits Center
ナソー : SUNY Old Westbury
サフォーク : SUNY Stony Brook
ウエストチェスター :Westchester County Center

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フェーズ2
ブルックリン : Brooklyn Cruise Center
クイーンズ : Aqueduct Ractrack
スタテン島 : College of Staten Island (CUNY)
ブロンクス : Expo Center

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-閉鎖している大学寮。CUNY City College、CUNY Queens College +29K
-海軍艦「コンフォート」がこちらへ向かっています。月曜日に到着予定です。+1K

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ここまでで必要な140K中123Kの概算です。

後は、ホテルや老人ホームを検討中(Brooklyn Mariottや、Brooklyn Center Nursing Homes)。

これを3週間後のピークに合わせて、順次解放して行く予定です。

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データ。

検査 138,376(対人口世界一)
陽性 44,635
死亡者 519 (134増)
 *この急激な増加は20−30日人工呼吸器をつけていた患者さんが一度に亡くなってしまったものだと思われる。
入院 6,481
人工呼吸器使用(ICU) 1,583
退院 2,045

何度でも言いますが、陽性の人の中で、病院に行かなければならない程の重症者は20%です。80%は自宅で治ってしまいます。

次に感染拡大率。
入院者の数が一番信頼の置ける数値なのでそれを見て行きます。確かに毎日増えていますが、増加率を見ると
3/17-3/19は2倍になるのが2.5日の速さ。
3/20-3/23は2倍になるのが3日の速さ。
そして3/24-3/26ではそれが4日。
拡大率は減速していると、今の段階では言えます。この傾向が続けば「ピークの平坦化(flatten the curve)」に一歩近づきます。social distancingの賜物なので続けて下さい。

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ニューヨーカーのBig heartは今日も健在です。援助を名乗り出る人が後を絶ちません。

私も生粋のニューヨーカーです。クイーンズ訛りですぐ分かるでしょう。州外の皆さん、ニューヨーク市は郡ごとに訛りがあるんですよ。

ニューヨーカーはタフだが同時にとても暖かい。

元医療関係者の呼びかけに応えた人が昨日から更に1万人増えて62,447名。
メンタルヘルスのホットラインボランティアは昨日から1400人増えて10,099名。

頭の下がる思いです。

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ここからはここにいる州兵の方達に話します。

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今までも一緒に危機を乗り越えて来ました。テロ対策、自然災害。今回の敵は少し違います。この緊急配属は長い戦いになる事を覚悟して下さい。長く、辛く、醜く、悲しい戦いになります。これは救出作戦だと思って下さい。敵は弱者を狙ってくる。老人、病人を狙ってくる。

私もかつて連邦政府で州兵の担当していました。あなたたちの優秀さは理解しているつもりです。私が自らできないと思う事はさせません。私が自ら行けないと思う場所には行かせません。一緒に戦いましょう。

歴史に残る作戦に参加していると理解して下さい。これから何年も語り継がれる歴史の1ページです。人々を根本から変えてしまう一大事です。10年後あなた達は自分の子供に、孫に、これから数週間の出来事を語るでしょう。そして亡くなったひと、救えなかった人の顔を、名前を思い出して涙するでしょう。

しかし忘れないで。同時にあなたは誇らしく思うでしょう。

ここに出動したこと。あなたのスキル、才能、勇気をもって、ここに参上したこと。

誇りに思って下さい。

私はあなた達を誇りに思います。

一緒に、現場で、コロナのケツをぶん殴って(kick corona’s ass)、命を救いましょう。

貴方達一人一人に、神のご加護を。


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