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主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(5.28)

概要:再開してない唯一の地域NYC。hotspot地域は黒人/ヒスパニックが多い。クリスロックとロージーペレスがマスク着用を呼びかける。

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(*今日はブルックリンから!)

今日はブルックリンです。父はクイーンズ、母はブルックリン出身でしたので、ブルックリンも思い出深い場所です。

(*マチルダBrooklyniteか!)

総患者数、減少。

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(net)新規患者数、減少。

(net)新規人工呼吸器使用数、減少。

(gross)新規患者数。減少。

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死亡者数 74

5/23 84
5/24 109
5/25 96
5/26 73
5/27 74
5/28 74(内52病院、22老人ホーム)

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昨日ワシントンDCに行き、大統領や連邦議員達と話をしてきました。

私見です。

州の役割は理解しているつもりです。

では連邦の役割とは?

連邦は今まで大企業を援助してきました。それでは警察、消防、教育、医療は誰が援助しますか?州がします。連邦は州を援助するべきです。

政治ネットワークで政府支出を決めないで下さい。事実を見て、被害の大きい州にそれ相応の援助を分配して下さい。それが本当の意味での経済復興です。現在州ごとの援助額、陽性者一人当たりで計算するとひどく開きがあります。

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(*アラスカは一件当り$3.3mil、NYは一件当り23K。142倍!)

連邦は経済を「活性化」”Revitalize"すると言っています。それでは大企業だけではなく、中小企業への援助も。

そして未来へのビジョンと計画を明確にして下さい。BBB。Build Back Better。

パンデミックを利用して人員削減をした企業には援助はいらないはずです。

そして、公共インフラ建築に資金を投入して下さい。それが雇用を産みます。

私達はUNITED STATESです。青も赤も忘れて、国民の為に尽くして下さい。

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ニューヨーク市

ニューヨーク州は地域ごとに再開してきました。ニューヨーク市だけが残っています。

しかしそろそろ再開に近づいて来ています。その時はフェーズ1の事業から再開が始まります。

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地域別再開メトリック合否ダッシュボードはこちら
https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard

再開のメトリックは7条件。

1。入院患者総数の14日連続の「減少」 あるいは 「新規15人以下」(3日平均値)
2。死亡者数総数の14日連続の「減少」 あるいは 「新規5人以下」(3日平均値)
3。人口10万人に対して新規入院患者二人以下である事(3日平均値)
4。医療容量(ベッド)に30%の余裕がある事
5。ICUベッドに30%の余裕が有る事
6。人口1000人に対して30の検査を毎月行う事(7日新規検査平均値)
7。人口10万人に対して最低30名、(検査で分かる)感染率に応じてそれ以上の追跡人がいる事


NYCでは追跡員がまだ足りていません。


MTAの営業形態も重要です。現在地下鉄車両とバス車両を毎日洗浄、除菌しています。今週からMTAは除菌の為にUV lightを取り入れます。

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そして市内hotspotへの対処。

該当地域での検査増加を実施中です。該当地域とは
●市内、外側
●マイノリティー
●低所得
●非エッセンシャルワーカー
●コミュニティー感染(*感染元が特定できない、ということ)
●医療機関の整備率が低い
●マスク着用やSocial Distanceが特に若者に徹底されていない

という特性があります。

hotspotでは市内一般19%感染率に対して、感染率40%を超える所もあります。(*詳しくは5/20の会見https://note.com/tigershark/n/ndb491d16e8c4 )

このような地域で検査だけに留まらず、マスクやハンドサニタイザーなどの物資支援、医療サポートなどの援助を増加しています。

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市内では225カ所に検査場があります。検査容量最大値までまだまだ余裕があります。皆さん利用して下さい。
coronavirus.health.ny.gov
で検索できます。

本日、知事令にて事業がマスク不着用の顧客入店を拒否できるようにします。

マスクの効果は絶大です。

検査/PPE/Social Distanceの重要性を皆で説き合うことが大切です。上からの命令ででなく、その事実を理解してもらう事。1900万人の州民が危機を理解して自宅に籠ってくれたように、予防策の重要性も理解してもらわないと。

そこを「伝える」、コミュニケートするのが私の仕事だと理解しています。

今日はクリス•ロックとロージー•ペレスに助けてもらいます。

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ペレス:ブルックリンではSpreading Love,the Brooklyn Wayという言い回しがあります。隣人を愛せ、という事です。敬意を表し、敬意を受ける、という事です。

マスクをしない、ということはあなた自身にdisrespectfulであるだけでなく、あなたの愛する家族や友人をdisrespectしているということです。
(*disrespectってブルックリンの人、好きな言葉ですよねー。もうこの言葉、私の中でブルックリン訛りが脳内デフォルトです。)

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ロック:知事。私はあなたの会見を毎日見ています。心が落ち着くし、アニタベーカーの曲よろしく、”Bring Me Joy”をしてくれます。(https://youtu.be/UZ5SaXj30Kw)

自分は「United States of America」という国に住んでいるかと思っていましたが、NY国という国に住んでいる気分です。

最近ずっとマイクを握ってパフォームする機会がありませんでしたが、今日しばらくぶりにこのマイクを見ています。ハローマイクロフォン!

今日ここに来るのに私も検査を受けました。皆で楽しんで検査を受けるべきです。友達みんなで、家族みんなで。

医者が抗生物質を処方する時「これ、症状が治まっても全部飲んで下さいね」と言いますね。そういう事ですよ。マスク着用は。

クオモ:マスク着用がOKという社会でなく、NOT wearing mask is NOT okという新しい社会、文化を作るべきです。

NYは1900万人が狭い場所で共存できる、と約束を結んだコミュニティーです。それはお互いを尊重し合うことによって達成されます。

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