主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(5.27)
概要:連邦への州政府援助への訴え。Donor州がCOVID被害の大きい州である事を強調。これは災害であり、誰のせいでもない。
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総患者数、減少。
(net)新規患者数、減少。
(net)新規人工呼吸器使用数、減少。
(gross)新規患者数。減少。
死亡者数 74
5/22 109
5/23 84
5/24 109
5/25 96
5/26 73
5/27 74(内48病院、26老人ホーム)
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地域別再開メトリック合否ダッシュボードはこちら
https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard
再開のメトリックは7条件。
1。入院患者総数の14日連続の「減少」 あるいは 「新規15人以下」(3日平均値)
2。死亡者数総数の14日連続の「減少」 あるいは 「新規5人以下」(3日平均値)
3。人口10万人に対して新規入院患者二人以下である事(3日平均値)
4。医療容量(ベッド)に30%の余裕がある事
5。ICUベッドに30%の余裕が有る事
6。人口1000人に対して30の検査を毎月行う事(7日新規検査平均値)
7。人口10万人に対して最低30名、(検査で分かる)感染率に応じてそれ以上の追跡人がいる事
この7条件を満たした地域からフェーズ毎に事業を開始しています。
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再開の指揮は州政府がとっています。
州の管轄は
再開
検査
追跡
ヘルスケア
再開に関する規律の実施
これと同時に連邦にも責任はあります。
連邦は州を経済支援して下さい。
州を援助しないということは、アメリカ国民の見捨てる、という事です。自国民を見捨てる国がどうやって再建できますか?
NY、MA、CA、MI、IL。このCOVIDで甚大な被害を負った5州がGDPの3分の1を占めています。
州支出は健全な国家経済に直接関わってきます。
FRB Federal Reserve Board(連邦準備制度理事会)の議長、パウエル氏も「州/地方政府の人員削減が国家経済成長の足かせになった証明がある」と言いました。
(“We have the evidence of the global financial crisis and the years afterward where state and local government layoffs and lack of hiring did weigh on economic growth.”)
その言葉を聞いて下さい。国家経済のために。
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党派政治の行き過ぎ。
“Blue State Bailout”
との言い方。
マコーネル上院議員。
スコット上院議員。
共和党お抱え経済学者ラッファー氏。
“…you want us to give our money to Cuomo and the New Yorkers? Hello, not this week.”
「クオモとニューヨーカーに金をやるって?おいおい、今回は無しにしてくれよ。」
このような醜い感傷は「アメリカ的でない(un-American)」です。私達は
United States of America
でしょう。
そして、彼らはDoner StateとReceiving Stateの事実を分かっていない。
NYやNJ,MA,CT, CAはDonor States(*国家に州から払われる連邦税が州の受け取る国家支出を上回る州。要は金持ちゆえに損してる州。これは「富の分配」という社会主義の基本理念ですね。
バージニア、メリランド、ケンタッキー(マコーネル氏)、アラバマ、フロリダ(スコット氏)はReceiving State。富の分配を受ける、貧乏州。、、、ってかフロリダはそこまで貧乏でもないだろうに、なぜこっち側にいるのか疑問です。)
マコーネル氏、スコット氏あなた達は自分が反対している「大きい政府、富の分配」からの「施し」を受けているんですよ。事実です。
共和党議員はいつだって富の分配に反対しています。しかし、自分たちはそれに恩恵を受けている。
(*共和党、保守派、と言われる人達は「大きい政府」を批判し、金融規制緩和や富裕層への減税を押し進めてきました。そのように全ての「社会主義」的政府機構を嫌悪している訳ですが、実際は誰よりもその政府の施しを受けているグループでもあります。例えば今、米国65歳以下の若者(?)が希求している「本当の意味でのsingle payer国民皆保険」。それに「そんなものは金がかかりすぎて無理だ!」とか「今のままでいい!」と反抗する老人達は、65歳以上対象の国民皆保険メディケアの恩恵をがっちり受けているのです。)
SALT法を見て下さい。
CA/NY/NJ/MA/IL/CT
などの富裕州のホームオーナー達に増税。その富を他の州に分配したのでしょう。
連邦議会の皆さん。
NY
NJ
MA
IL
CA
MI
PE
このCOVID被害の大きい州を、踏みつぶすのを止めて下さい。COVIDの感染拡大はこれらの州のせいではありません。これは災害なんです。欧州からのフライトがウイルスを運んでいた事実を誰も知らなかった。防ぎようがなかった。
誰のせいでも無いんです。災害なんだ。
これらの州ではより多くの人が死に、深い傷を負っている。そこに更に塩を塗るようなことをするのか?
LA地震、中西部レッドリバー氾濫、フロリダでのハリケーンアンドリュー、テキサスでの洪水、ルイジアナのハリケーンカトリーナ、、、私達は団結して助けましたよね。「ハリケーンが来たのはルイジアナのせいだ」と言いましたか?
“RIGHT THING”
心から、魂から湧き出て、あなたの行動を規制、司るもの。RIGHT THING。アメリカ国民はみな持っています。
連邦議会はアメリカ国民を見習って、自分たちのRIGHT THINGを探り、実行して欲しい。
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再開
経済は「バウンスバック」するなんて言われてますね。勿論大企業はそうでしょう。小企業は大打撃を受けています。このまま消えてなくなる事業が多数あります。
American First法(パンデミックを利用して人員削減をする企業は政府援助を受けられない、とする法)を通して下さい。
そして公共インフラ建築
国内5万6000の橋が構造欠陥。5マイル毎に悪状態のある高速道路。ここにお金をかけましょう。本当の意味での国家経済の復活を望むなら。
連邦政府と地方政府は手を取り合って団結しなければいけない。
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政党政治をやめてください。今こそやめる時です。議員達は当選した瞬間から次の選挙まで、一年中いつでも選挙活動をしているだけです。議員としての仕事をしていない。それをやめましょう。
今、我が国は国家危機に直面している。
今、アメリカはタフに、賢明に、団結して、自制心と愛を持って立ち向かう時。