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主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(5.6)
概要:新規入院患者アナリシス。テクノロジーの社会/経済への導入ー元グーグルCEOシュミット氏含む委員会。
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皆、自分の意見があります。それを聞くのが私の仕事ですが、私は「君の意見も大事だけど、まず事実を提示して」と言います。今日も事実をお伝えします。
総患者数、微小の減少。なだらかな下り坂。
(net)新規患者数、減少。
(net)新規人工呼吸器、減少。
(gross)新規患者数。減少。しかしまだまだ多い。600件台。
死亡者数 232 本当にしぶとい。なかなか下がってくれない。
4/30 289
5/1 299
5/2 280
5/3 226
5/4 230
5/5 232(内207病院/25老人ホーム)
「死亡者数」について。
先週CDC(米国疾病予防管理センター)の発表で少なくとも国内東海岸、中東部にはウイルスは欧州から入国しているとのことでした。しかし、いつからウイルスがここにいたかはまだ明らかになっていません。「2019年末から始まっていた可能性有り」という事ですので、「コロナウイルスでの死亡者数」はもっと高い値である可能性があります。
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「いつ再開できるんだ!」「今知りたい!」という気持ち、分かります。当たり前ですよね。しかし「いつ」を算出するまえに、私達全員が自分に問わないといけない質問をおさらいしましょう。
問題は
再開するかどうか
ではありません。
どのように再開するか。
です。
「事実とデータに基づいて」 vs. 「感情と政治により」
。
どちらで再開しますか?
NYでは事実とデータで調整しながら再開します。データとは
総患者数
感染率
死亡者数
医療システム負荷%
抗体陽性%
陰陽性検査%
追跡データ
NYの「事実とデータ」で行って来た政策は実際結果を出しています。NYは既に下り坂にいます。NYのデータを差し引けば残り国内の感染曲線はまだ上り坂なんです。
事実とデータに従う事が賢明なチョイスです。
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新規患者が中々減らないことを受けて、新規の患者さんに対しての細かいデータを病院に提出してもらって、それを解析しました。113の病院から、1269件のデータ。3日間。
多くの新規患者はダウンステートで起こっていました。
人種別内訳。
NYC/NYC外のダウンステート/全体
黒人 28%/16%/21%
アジア人 8%/2%/5%
ヒスパニック 20%/14%/17%
ハワイアン 1%/1%/1%
白人 24%/57%/38%
その他 22%/10%/17%
黒人とヒスパニックが割合が多い。
男性/女性は52%/48%。「併存疾患有り」が96%。
次が驚きの事実です。新規患者の住まい。老人ホームなのか、刑務所なのか、ホームレスなのか。データでは過半数が一般の住宅。66%です。老人ホームは18%。刑務所は8%のみ。
年齢別
51歳以上が多数。「高齢者は高リスク」の「高齢」って51歳からですよ。。。私もばっちり超高齢ゾーンです。
移動手段。車なのか、歩きなのか、電車なのか。なんと、NYC内では90%が、全体では84%が自宅勤務の方々でした。
働いている人かどうか。
就業:17%
引退:37%
無職:46%
ここまでをまとめると、新規患者は
働いていない
あまり移動していない
ダウンステートの
マイノリティー
高齢
エッセンシャルワーカーでない
家にいる
人たちという事になります。
ですから、みなさんは個人の予防をしっかりして下さい。
マスク
手洗い/ハンドサニタイザー
自宅待機
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精肉業界内でのHotspotが今全国区で問題になっていますね。
NYのHotespotはマディソン郡、オネイダ郡のグリーンハウス/農場で起こっています。
肉を扱っているか、野菜を扱っているか、は関係ないという事です。営業形態。多数の労働者が密に働く状況で、クラスターが起こる、という事です。
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Build Back Betterの機会を逃したくない。ゴールを高く設定したい。この悲しみ、苦しみを代償に学び、前進しないと。前と同じ社会には戻りません。
「変化」を実現させるのは難しい。個人の生活でも大変だ。それが社会となればなおさらです。今、社会がショック状態にあるこの時に新しくより良い社会のブループリントをREIMAGINEする必要があります。
私達は民営/公立の医療システムを統合しました。何かが起こった時にすぐ州全体として医療システムを動かせるようにこれをこれからも改善して行きます。Michael Dowling氏がDOHと協力して計画書を作成。
教育。リモート教育の施行が進んでいます。ゲイツ財団の協力を得て更に向上させます。
検査/追跡システム。ブルームバーグ氏の協力で構築します。
テクノロジーを経済にどうやって活かすか。元グーグルCEOのエリック シュミット氏を含む15人の委員会を作ります。
(*ビデオ電話)
シュミット:私達の作るシステムは、全ての人が参加できる、inclusiveなシステムでなければいけない。ニューヨーカーの底力を解き放てるようなシステム構築を目指します。
「変化」を味方につけて、良い社会を作りましょう。
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今日はNational Nurses Dayです。
プレッシャーがかかると人は本当の姿を見せます。素晴らしい部分も、醜い部分も強調されます。看護師の方達は毎日、厳しい状況と戦い、社会を守ってくれています。現場の看護師の献身はニューヨーカーは身にしみて分かります。
jetBlueは10万人の看護師に往復便を寄付。NY医療スタッフ1万人から。
看護師の皆さん。心から感謝を申し上げます。神のご加護を。God bless you.