コーチングが人を活かすという本は名著

2003年に一年だけ勤めた会社があるのですが、そこの会社の研修で、コーチングの研修を受けました。僕はまだ社会人四年目で、新しい会社に馴染むのか精一杯、誰かをコーチするなんておこがましと思っていたのですが、この研修がすごく良くて、明日からの仕事に使える事だらけでした。  

その時は、コーチエイ鈴木義幸社長が、僕ら現場の人間にも丁寧に教えてくれて、営業先の相手から何をどう引き出すか、ということを勉強させて頂きました。

そこから17年経って、再びコーチエイに出会いました。今は仕事も立場も大きく変わりましたが、コーチングの原点は引き出すのかーというのを、この本を読んで思い出しました。

あと、今は当時と立場も違うし、この本の伝えたいことが改めてスッと入ってきます。
自分が必要だと思う項目を以下引っ張り出しました。
でも、この項目は目次みたいなものなので、著書を読まないと入ってこないかも。興味のある方はぜひ読んでみてください。


相手の中から答えを引き出す→チャンクダウン 質問して塊を解きほし、自分の中で絵になるまで具体化
→答えは必ず相手の中にある
→相手の不満を提案にかえる
→チャンクアップ 現状+行動

安心感と自信を与える
→相手の言葉を聞いて感じたことを相手に伝えてみる
→相手の強みを見つける
→お前のプレゼンは安心して見れる
→お前の仕事で元気をもらえる

未来への夢を抱かせる
→目標に対しての質問をたくさんする
→相手が置いている価値を見つけ、そこに向かわせる
→結果の良いことを、イメージさせる→30分話させると嫌なことも客観視

新しい視点を与える
→ちょっと長い間抱えている未完了を三つ挙げるとしたら何かな?
→他に気付くことは?皆はどう思ってる?現場は何を考えて仕事してるかな?なと、広く浅く色々な角度
→やれ!はダメ、実行する理由が大切
→命令でもおせっかいでもなく、相手にノーという自由がある提案をする

自発的な行動を促す
→一瞬盛り上げて終わるのではなく、相手の行動の結果を聞き届ける
→ネガティブな思考をポジティブな思考に変えて理解してもらう

コーチの達人
→答えはその人の中にあるので、最後まで信じて質問を続ける

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