広告はPRと組み合わせると効果が倍増する

鳩サブレの久保田社長がInstagramでベイスターズのユニフォームを着てコメントをしていました。

「一昨日横浜スタジアムで行われた試合で阪神の佐藤選手がてまえどもの看板を越える場外ホームランを打ってくれました。ベイスターズファンの私は悔しい思いですが、佐藤選手の天晴れさに感動し、敵に塩を送る訳ではありませんが、敬意を表し鳩サブレーを差し上げることにしました」

とコメントしていました。

社長は生粋のベイスターズファンで、鳩サブレの看板も完全にベイスターズ仕様です。(著作権の関係で画像は載せれませんのでご了承下さい)

でも、このことって、このニュースが無ければ看板の事は知らなかったし、どんな看板かを検索する事はありませんでした。

つまり、今回の発言で広告を認知する人が増えた、と言う事ですね。広告効果が媒体記事(PR)によって効果が倍増したと言う事例ですね。既に横浜スタジアムに行って、この看板を撮影してインスタに上げる一般人は増えています。まさに、広告とPRが重なり合って自走した事例と言えます。僕も1野球ファンとして普通に看板を検索し、画像検索から鳩サブレの横浜ベイスターズコラボ商品を見る行動をとりました。正直このコラボ商品をお土産のネタとして買おうと思いました。パルス消費ですね。


因みに久保田社長は生粋のベイスターズファンで、元々はベイスターズの選手にプレゼントしていたようですね。(画像検索から筒香選手がもらったことを知りました)他球団の選手にプレゼントすることも異例と言うことで記事化につながったと思いますが、もともとは久保田社長の粋な計らいということと、野球が好きと言う思いが伝わる非常に良い好例ですね。戦略でないことを望みます。

一つ言える事は、ここまで拡散するにあたり、久保田社長が看板を出し続け、鳩サブレをプレゼントし続けたことにあります。社長の行いを無碍にせず、こう言った効果もあると言うことをマーケッターとしては社長の行いを見守り続ける必要もあると言うことですね。マーケッターとしては色々したいところですが、色々しない社長の思うままにやってもらうべきなんでしょうね。

ただ、どう活かすかをマーケッターは考え続けないといけない好事例でもあります。鳩サブレのマーケッターはどうするか実物です。

あと、ベイスターズは球場に行っても楽しいイベントが満載で、ベイスターズのマーケッターの方も相当上手い戦略をしているなと思います。これをどう今後の活動が非常に楽しみです。

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