尊敬する、やめてみる
僕は2005年からデジタルマーケティングに関わっているのですが、その当時は周りにデジタルマーケティングに詳しい方が少なく、業者さんや媒体さん、広告主の皆様から様々な事を教わり勉強してきました。
2005年から5年間、営業としてデジタルマーケティングに関わりましたが、デジタルマーケティングの知識に興味を持ち、営業からプランナーになりたいな、と思っていた時期でした。
能力の高い同僚から情報も聞き、本もたくさん読みました。この人にデジタルマーケティングを教えて欲しいという人を発見しました。
ある意味、我流のデジタルマーケティング知識ではありましたが、その方が若手を育てたい、次世代のデジタルプランナーを育てたいということで、総合広告代理店に入り、その人の下で働くことを決めました。
有名な方でしたので、その方の紹介で色々な方のお話を伺うことが出来ました。
営業で5年働いていた時とは異なる、デジタルマーケティングの上流に位置する方々のお話は非常に興味がありました。そして、その学びを組織に当てはめて考えていく、ということをやりました。
今までは現場で困っていることを解決するだけでしたが、そもそもの考え方から変えれる大きなきっかけとなりました。
その,尊敬する方々のことを基本正義と考えて実行してました。うまく行くことも多かったですが、時代の流れで上手くいかないことも出てきました。
尊敬する、なんでもいうことは正しいと思っていたんですね。
ある日、自分の判断を間違い尊敬する方々と逆張りの方法を実践してしまいました。
でも、結果オーライでした。上手く行ったんです。
結局,人は経験したことしか語れないんだなぁとこの時腑に落ちました。
尊敬する、を辞めてみたんですね。
そうすると、上手くいかなかったことが、上手く行き始めました。
面白いものですね、上手くいかない時は、そういう判断もありと思いました。
ただ、人の意見はちゃんと聞く必要があります、尊敬をやめる、は、自分だけでやる、ということではないです。
何かに囚われて上手くいかない時は、それを辞めてみる、そう言ったことも大切だと思います。何かの参考になれば幸いです!