ピアノを聴きに来るネコ (実は違ったという話)
18歳になるネコのベルは私がピアノを弾き出すとどこからともなく現れ、ピアノのベンチの空いているスペースに当然のように座ります。ネコ親バカなら、次第にわざとスペースを空けることを覚えるでしょう。私達も結構ネコと同じように学習しますね。
この飼い主もあらかじめわざと端に座り、ベル様のスペースを確保するようになりました。最初の頃は感動して、
「ベルちゃ~ん!ピアノ聴きに来てくれたの~?あなただけよ、私のファンは!!」
まさに猫なで声で頭をナデナデ、カキカキすると、満足そうにそのぴったりのサイズのスペースに寝そべり、顔を洗ったりリラックスして音楽を聴いているようでした。
が、最近になりこの親バカはとうとうそれは幻想だったことに気づきました。
彼女はピアノを聴きに来ていたわけではなく、頭のカキカキが目的で来ていたのです。
ピアノが始まる
➡いつものようにスペースが空いている
➡飼い主異様に喜ぶ
➡カキカキの時間!
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なぜ飼い主の目が覚めたかというと、初めの頃は大袈裟に感動していたのが、そのうちそのウェルカムを曲の区切りのいい所まで待ってもらうようになったのです。すると、彼女は前足でちょんちょんと催促を始めるようになりました。そして次第に毎回、
「ねえ、来たよ」
「なんか忘れてない?」
とばかりに、やって来るなりちょんちょんをするようになったのでした。。
でもカキカキの後はついでに音楽も聴いていってくれます。
⬆︎ 先に行って陣取っていることも
もしもサポートを戴いた際は、4匹のネコのゴハンやネコ砂などに使わせて頂きます。 心から、ありがとうございます