XAMPPでWordPress開発 on Mac OS 【環境構築】

ローカルに環境構築をするにあたり、↓の記事がとってもわかりやすく、参考にさせてもらったのですが、Windowsの使用を前提としているので、ここにはMac OSにインストールしたときの記録を残しました。

●XAMPPをインストール

XAMPPの公式サイトに行き、Mac OS用のXAMPPをインストールします。

この時、「XAMPP-osx-8.2.4-0-installer cannot be opened because the developer cannot be verified」というエラーが出てインストールできない場合は、

  1. System Settingsを開き、Privacy & securityにいく

  2. Securityセクションに、ブロックされているアプリ(XAMPP)が表示されているので、"Open Anyway"をクリックする

と、インストールできます。

インストールが完了したら、XAMPPのコントロールパネルを開き、ApacheとMySQLが起動するか確認します。

  1. ApplicationsからXAMPPフォルダを開き、manager-osxをクリックするとXAMPPのコントロールパネルが開きます

  2. コントロールパネルを開いたら、"Manage Server"タブに行き、MySQL DatabaseとApache Web Serverを起動します

●WordPressをインストール

続いてWordPressをインストールします。公式サイトに行き、「WordPressをダウンロード」をクリック。(日本語公式サイト)(英語公式サイト)(私は日本語公式サイトからインストールしました。)

Zipファイルがインストールされるので解凍し、解凍したファイルをXAMPP内の「htdocs」配下に移動させます。(Applications/XAMPP/htdocs)

●Webサーバを設定

ブラウザからWordPressにアクセスできるようにするために、Apacheの設定ファイルを変更します。

  1. XAMPPのコントロールパネルを開き、「Manage Servers」タブにいき、「Configure」をクリック

  2. 別ウィンドウが表示されるので、「Open Conf File」をクリック

開いた設定ファイルの末尾に下記の設定内容を追加します。

# wordpress
Listen 50000

ServerName localhost:50000
DocumentRoot “/Applications/XAMPP/wordpress”
<Directory “/Applications/XAMPP/wordpress”>
Options Indexes FollowSymLinks Includes ExecCGI
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>

※複数のWordPressサイトを設置する場合、ポート番号「localhost:50000」の番号をずらす(例:50001)

私はここで結構手こずりました(;;)参考にした記事の設定ファイルをコピペした(もちろんパスは書き換えた)のですが、Apacheを起動しようとすると下記のエラーが。

httpd: Syntax error on line 531 of Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf:
/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf:531: <Directory> was not closed.

</Directory>が足りなかったようです。

Ok、Ok。</Directory>を末尾に追記し、Apache起動。

・・・。

しかしまたエラー(;;) 今度は、


AH00526: Syntax error on line 530 of Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf:
DocumentRoot '/Applications/XAMPP/xamppfiles/\xe2\xe80\x9c/Applications/XAMPP/htdocs/wordpress/\xe2\xe80\x9d' is not a directory, or is not readable

というエラー。何これどういうこと?とググってみると、どうやらパスを囲っているクォーテーションマークに問題ありとのこと。本来「""」でなくてはならないものが「””」(斜めってる)だったので読み取れなかった、ということらしい。

灯台下暗しというかなんというか、不意打ちくらったような感覚になりましたが、とりあえず修正して、今度こそはとApache起動。

ようやく起動することができました(;▽;)

Apacheを起動できたら、ブラウザからWordPressにアクセスできるか確認します。(http://localhost:50000/)

ちなみにエラーはXAMPPコントロールパネルの「Server Events」タブで見ることができます。

●データベースを作成

php MyAdminにアクセスし、データベース(WordPressではMySQL)を作成します。

  1. ブラウザから「http://localhost/phpmyadmin/index.php」にアクセスし、MySQLの管理ツールである「php MyAdmin」を開く

  2. 「Databases」タブに行き、データベース名を任意名「wordpress」とし、右側は「utf8_general_ci」を選び、作成ボタンを押す

すると、画面左に作成したデータベースがMySQL上に追加されていることを確認できます。

●インストール作業を完了させる

「http://localhost:50000/」を開き、以下の手順でインストール作業を進めます。

  1. 「さあ、始めましょう」をクリックする

  2. 「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」「データベースのホスト名」を入力し送信。これらのユーザー情報は、

    1. php MyAdmin > 「データベース」タブ > 先ほど作成したデータベース「wordpress」の「権限をチェックする」をクリック

    2. 「"wordpress" にアクセスできるユーザ」一覧にあるユーザー情報を使うでも良し、新規作成するでも良し。それぞれのユーザーの「権限を編集」をクリックし、「ログイン情報」に飛ぶとパスワードが確認できます。(デフォルトで作成されてるユーザーには基本的にパスワードは設定されていません。)

  3. 送信後、下記の画面に遷移した場合は、

Applications/XAMPP/htdocs/wordpress配下にwp-config.phpファイルを作成し、設定内容を貼り付けて保存します。

4.「インストール実行」をクリックする

5.「サイトのタイトル」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力し、「WordPressをインストール」をクリックする

6.「ログイン」をクリックし、「ユーザー名」「パスワード」を入力してログインすると、ダッシュボードが表示されます



以上でXAMPPを使ったWordPress開発のためのローカル環境の構築が完了しました。

続いては、自作テーマの作成を進めていきたいと思います。


ローカルURL一覧

  • Home

http://localhost:50000/

  • php MyAdmin

http://localhost/phpmyadmin/index.php

  • ダッシュボード

http://localhost:50000/wp-login.php




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