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「初めての献血」みたいなもの
25年ぶりに献血に行ってきました!
過去にやったことはありますが、あまりにも昔すぎたのでもうデータなんて残っていないと思っていたのですが、旧姓・旧住所のデータが残っていました!
ということで、25年前に200mlの献血をしていたのが最後でした。母親と一緒にバスで献血したことがあったな~
献血の予約
なんとなく、献血に行こうかなと思ってから、現在はどんな感じになっているのかなと事前にいろいろと調べました。
まず、アプリをダウンロードして、会員登録し、予約するのですね。家から近いところに献血センターがあるので、私の場合、行先はここ一択です。
![](https://assets.st-note.com/img/1729604651-r8fwxjJ3z4gCaEZ72tG6Qoml.png)
今回私が予約したのは、「成分献血」というものです。
成分献血には、「血漿成分」「血小板成分」と2つの献血があります。
これらは、輸血用血液製剤となります。
1.血漿成分→血漿製剤・・・大量出血などに使われます。
2.血小板成分→血小板製剤・・・血小板減少症などの場合に使われます。
ショッピングセンターやイベント会場などで、献血バスを見かけると思います。よく「400ml献血にご協力ください」と書かれているかと思いますが、これは「全血献血」というものです。
全血献血とは、血液中のすべての成分を採血する方法です。
こちらも、輸血用血液製剤となりますが、「成分献血」とは違います。
1.全血製剤・・・赤血球および血漿成分を同時に必要とする場合に使われます。
2.赤血球製剤・・・貧血などに使われます。
3.血漿成分→血漿製剤・・・大量出血などに使われます。
全ての検体は、原料血漿→血漿分画製剤となり、重症感染症、ある種の神経疾患、川崎病、やけど、血友病などに使われるのです。
献血した血液は、検査されて、成分ごとに分けて目的にあった輸血用血液製剤を作り、保管します。それぞれ保管温度が違います。品質が大切なので、特別な容器に入れて病院に運びます。
輸血用血液製剤の多くは、白血病など、がんの治療に使われています。抗がん剤を使ってる患者さんは自分で血液が作りにくくなるので、輸血が必要になるのです。
献血の流れ
①献血ができる場所に行きます。
「献血ルーム」「献血バス」など、全国各所にあります。
②受付をして、体重をはかり質問に答えます。
③健康状態の確認をします。(血圧・脈拍や体温を測ります)
④献血の前に血液の状態を調べます。
⑤採決します。
⑥休憩をとります。(水分補給してください)
※初めての成分献血の場合、心電図も取ります。
なぜ、成分献血をしたかというと
回復までの期間が短いこと
次回の献血までの期間が短いこと
この二つの理由から、今回は成分献血をしました。
成分献血は、全血献血と違い、赤血球を体に戻すので、体への負担が少ないのです。
何度も言いますが、久々の献血、初心者みたいなものでしたので、献血した後の体調が怖くて、今回は負担の少ない「成分献血」にしたのです。
実際やってみて、自分が思っていたほど、なにも不安なことはなく、体調にも変化なく、普段と変わらない感じでした。
13時に予約していて、受付を済ませて、水分補給。昼食をとらずに行ったことで、カロリーメイトをもらい水分と一緒に補給。席についてから、チョコとタブレットと水分を補給。途中で水分補給。終わってから、少しロビーで休憩。その時に水分補給。
・・・と、私はこんなに水分をとりました。
人によっては、気分が悪くなることもあるらしいので、体調の変化があれば、スタッフの方をよんでください。
久しぶりの献血だったので、いろいろお話を聞きながら、ゆったりと献血できたことがとてもよかったです。私が行ったところは、比較的新しくとてもキレイな建物で、リラックスして献血できました。
成分献血の場合、次回は2週間後から献血できます。全血の場合は、4ヶ月後となります。成分献血を1か月に1回くらいのペースでできたらいいなと思います。
献血についての疑問を解消
献血できる人の年齢制限は?
200mL献血は、男女とも16~69歳。
400mL献血は、男性17~69歳。女性18~69歳。
成分献血は、男女とも18~69歳。(血小板は、女性18~54歳)
※65歳以上は、60~64歳の間に献血経験がある人のみ
献血できる人の体重制限は?
200mL献血は、男性45㎏以上。女性40㎏以上。
400mL献血は、男女とも50㎏以上。
成分献血は、男性45㎏以上。女性40㎏以上。
採血時間はどれくらいかかる?
全血献血 10~15分くらい
成分献血 40~90分くらい(採血量による)
※採血時間は人によります。
次回までの間隔は?
200ml献血の場合:前回の献血から4週間以上
400ml献血の場合(男性):前回の献血から12週間以上
400ml献血の場合(女性):前回の献血から16週間以上
成分献血:前回の献血から2週間以上
※今回受けた献血と次回受ける献血によって間隔は変わります
なぜ、間隔が必要なの?
体内の回復のため
・赤血球の再生:約3ヶ月
・血小板の再生:約1週間
・血漿タンパクの再生:約2週間
他にも、健康管理の観点から、献血の質の確保などの理由があります。
アプリで検査結果の確認
検査結果が確認できます。最新の3回分が表示されています。
血液検査してもらえるのは、大変ありがたいです。
「基準値から外れている項目のみ表示する」こともできるので、気になる数値がすぐわかります。
健康チェックのために献血に行くのはいいことですね。
献血に行って気づいたこと
献血に来ている人に若者がいない。
献血している人の総献血者数は、ほぼ横ばいだけど、20代・30代の献血者数が低下しているようです。人口の分布と同じなのかもしれませんが。
若い方の血液が必要だと感じました。
帰ってから、子供(まだ献血できない年齢)に献血のことを話すと、私の様子をみて、「行ってみようかな~」と言ってくれました。
” まだできないけど、いけるようになったら一緒に行こうね♪ ”
おわりに
ということで、25年ぶりだけど、初めてみたいなもんでした。
ドキドキで行ったので、血圧が高くてびっくりしました!
かなり緊張していたんだなと思います。
終わった時は、すっかりリラックスして、血圧は元に戻っていました。
献血センターのスタッフのみなさん、
みなさん親切で「また行きたいな」と思いました。