映画:Mary & Max(メアリー&マックス)
制作年:
2009年
制作国:
オーストラリア
キャスト:
ナレーター /バリー・ハンフリーズ
メアリー・デイジー・ディンクル /トニ・コレット/ベタニー・ホイットモワ
マックス・ジェリー・ホロウィッツ /フィリップ・シーモア・ホフマン
あらすじ:
オーストラリアのメルボルンに住む少女メアリーは、貧しくて友達もいない。母親はアル中で育児はほとんどせず、父親は仕事のみ。好きなアニメの世界や飼っている鳥との会話くらいが楽しみ。
ある日母親の用事(万引き)で行った郵便局で、アメリカに住む男性マックスの住所を知り、文通を試みる。
マックスはアスペルガー症候群の太った中年男性で、職業を転々としつつも一人の生活を淡々と過ごしていた。ある日メアリーから手紙が届いていることを発見し、悩みながらも返事を送ってみることに。
メアリーとマックスの文通は頻度にバラツキはありつつも、十数年という長きに渡って続く。メアリーは大学へ進学し、マックスの病気についての研究を進め優等生となり、ついには本の出版まで実現する。
一方のマックスは、なんと高額宝クジが当たる。
幸せそうに見えるふたりだが、徐々に亀裂が入り、ふたりの亀裂はそれぞれの生活にも及ぶ…
レコメンド(MAX5つ星):★★★★★
感想:
ちょっと暗めのクレイアニメだし、キャラクターもキラキラ系ではないけれど、これだけは言える。
かつて見たアニメ映画の、ベスト3に完全のめり込みました😭
オーストラリア映画って見たこともなくて、先入観もなかったんですが、期待せずに見ていたんですねー。
ところがどすこい。
めっためった良い映画でした👏👏👏
何が良かったかというと…
・クライマックスが、どハッピーじゃないのに暖かい
・人生幸せ一色でも不幸一色でもなくて、微妙な色の時が大半というのがわかる。でも人生って素晴らしいかも、生きることってそうかもって良い意味で納得する。
・the sooner you fall behind, the more time, you have to catch up のように、人間が堕ちていくのはそれはそれは早い。だけれど、それを変えるのもそのままでいるのも自分次第。自分のペースでもいいから思ったことをアクションに移すことは大きな第一歩。ほんの小さな何気ない一歩が人生の大きなステップになりうる。
自分に役立ちそうなこと:
幸せかどうかは主観的。比べることほど不幸な時間の使い方はないし、自分と自分の大切な人がどうありたいかに向けて動けるのは自分。
何やってもパッとしない時もあるし、塞ぎ込んでしまう時は誰にだって訪れる。そういう時は焦らないで、「人生のそういうフェーズだ」って思って、受け入れる。動けるようになったら本当に自分が良いと思うことを実行する。
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