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映画:タリーと私の秘密の時間

制作年:

2018年

制作国:

アメリカ

キャスト:

マーロ /シャーリーズ・セロン
タリー /マッケンジー・デイヴィス
ドリュー /ロン・リビングストン

あらすじ:

マーロは二人の子供を持つ専業主婦。夫のドリューは優しく、育児にも取り組んでくれるが、仕事や自分の時間の方に重きを置いている。

マーロは3人目を出産することを機に、裕福な兄から費用は出すからナイトシッターを雇ってみないかと紹介される。自分の子供の世話を他人に任せることに消極的なマーロだが、二人目の子供の学校トラブルや、発育の悩み、そして育児に追われて自分を失っていくことに耐えかね、ナイトシッターに連絡することに。

やって来たのは、マーロの予想と反して今時の26歳の女の子タリーだった。最初は不信感を抱くマーロだが、育児や家事への協力を通して次第にタリーと打ち解けていく。

育児疲れからも解消され、昔のマーロを取り戻しつつあったが、気晴らしに向かったバーでお酒を飲み過ぎてしまうマーロとタリー。帰り道、二人は事故を起こしてしまう。タリーとマーロの身は。残された家族は。衝撃のラストに意表をつかれること必至。

レコメンド(MAX5つ星):★★★

感想:

中だるみ感はありましたが、最後の意外性で一気に面白みが増した作品でした。育児において参考になる&戒めにもなりました。

この映画を見た際は、妊娠中だったので、自分も育児に対して気負いすぎないよう気をつけようと思いました。産後の今思うこととして、育児は親のキャパシティーと子供の相性によって、親子の数ほど悩みは異なるということがあります。私は産後辛いことが1000%くらいだろうと気構えてい過ぎたこともあり、実際はラッキーなことに幸せの方が多かったですし、そこまで辛くなかったというのが本音です。でも、これもまだ一人育児だからそう思うのかもしれませんし、作中のマーロのように二人目、三人目となると話は違うのかもしれません。

子供は一人でも不安は募ります。数が多ければ慣れるわけでもないかと思います。旦那さんが良い人でも一見”不自由”がなくても限界に陥ることがあるということを感じた映画でした。

一つ産前産後共通して想いが変わらないことは、お母さんである自分が元気になることを優先しないと、子供も同じ顔になっちゃうということです。

自分に役立ちそうなこと:

・育児で気負いすぎないこと。周りにヘルプ!を出すこと。

・自分のケアができないと、子供のケアもできない。

・過去と現在の自分。経験値が高くなったからといって、今の考えが優れているわけではない。

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