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20.スラムダンク創作山王でわちゃわちゃする話(深津一成)
主人公佐藤アキちゃん、山王工高出身
沢北:アキの幼なじみ 山王工高出身
深津:東京のプロチーム所属 沢北の先輩 山王工高出身
南:大阪のプロチーム所属 豊玉高校出身
岸本: 大阪のプロチーム所属 豊玉高校出身
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※成人指定※
※直接的な表現ありなので、苦手な人はご遠慮ください
完全自己満、結構大人な内容ですので苦手な方はご遠慮ください。あまりバスケに触れず健全な男女として書いてます。誤字脱字あり。すみません。前回の続きです。
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高校のインターハイが終わってから、深津先輩は私と距離をとった。
LINEを送っても返事が来る事はなかった。
夏祭りで一緒に花火を見てから、縮まるはずの距離はどんどん離れていった。
深津先輩と学校の廊下ですれ違っても、私を見ることはなかった。
私からどうする事もできずに、三年生の卒業式を迎えた。
卒業式が終わってから、教室に深津先輩が来て
「ちょっと話せる?」
と言われた時はびっくりした。
その日は、昔みたいな優しい顔で私を見ていた。
話せなかった間、どんなことを考えてたのかとか
最近何をしていたのかとか。
たくさん聞きたいことがあった。
久しぶりに高まる気持ちとは裏腹に
深津先輩は軽く話した後、
卒業したら東京に行くこと。
さよならを言いにきたと私に言った。
その後何を話したのか思い出せない位
私の時間はその時止まった。
今どこにいて、何をしてるんだろう。
ああ、会いたいな。
夜になると、声が聞きたくなった。
もう隣に誰かいるのかもしれない。
楽しそうに笑う、私だけの笑顔を思い出す。
特別じゃなくていいからもう好きって言えなくてもいいから、笑ってるといいな。
そう思うしかなかった。
見つめ合ったまま、言葉が出ない。
部屋の前に深津先輩が居て、私を見てる。
「タクシーからずっと我慢してる。」
そう、無表情で言った深津先輩が、顔を覗き込みながら私の反応を伺う。
誰もいないマンションの共有廊下で
外を走る車の音だけが聞こえる。
私は深津先輩を掴んでいた手を思わず離して、手の甲でほっぺを冷やす。
顔が熱い。片方の手の甲で顔を隠す。とても目を合わせられない。
深津先輩が言った言葉の意味を考えただけで
熱がでそうだった。
酔ってるからか、言葉が思わず口からでる。
「私は…会えなくなってから、ずっと我慢してるよ?」
それを聞いた深津先輩が、顔を隠した私の手を
そっと掴む。
ビクッとして、目を逸らした。
「…そうなの?」
深津先輩が私の顔を覗いて聞く。
少し動揺してそうな声があいまって、声が詰まる。
「…ん。」そう言って私が小さく頷く。
恥ずかしさと、懐かしい気持ちが押し寄せてきて、なぜか目が潤む。
サヨナラって言った深津先輩をずっと触りたかった。
引き留めたかった。
少し泣きべそをかく私。
完全に酔っぱらいみたい…。と恥ずかしくなる。
「…泣き顔やばいぴょん。」
深津先輩が私の顔に両手を添えて、自分の方に向かせる。
「俺、多分いま優しくできないぴょん。」
「いいよ…。」
神様。いたら、お願いです。
今日だけでも、彼を私にください。
そう願って目を閉じた。
深津先輩が屈んで、ゆっくり近づいてくるのがわかる。
キスされて、心臓が止まりそうになる。
懐かしいのに、どこか知らない。
大人なキスだ。
「…本当にいいの?」
そう顔を離して聞かれるから、うん。と頷く。
また何度か唇を合わせる。
人が来たらどうしようとドキドキする。
深津先輩が私の後ろに手を回して、やっとドアを開ける。
私の腰を掴みながら玄関に傾れ込んで、壁に押し付けられてまたキスされた。
ドアが閉まって、暗い家の中で何度も方向を変えて唇を重ねる。
激しくて思わず息が漏れる。
まるで糸が切れたようだった。
ドキドキしすぎて、心臓の音が聞こえそう。
私はただ、息を切らす。
着ていた上着をそっと脱がされる。
そのまま奥の部屋までキスしながら移動する。
軽く体を持ち上げられて
ベッドに降ろされる。
深津先輩が私の上に覆い被さる。
一気に緊張するのを、体にまわったアルコールが紛らわしてくれる。
私の顔をじっと見る深津先輩から、目を逸らせなくなる。
私のワイシャツのボタンを一個ずつはずす。
脱がされていくたびに、私がおもわず顔を隠す。
「ベロ出して。」
そう言われて、隠した顔を深津先輩に向けて言う通りにする。
また、なんでも言う事を聞いてしまいそう。
昔からそう。
その目で見られると、全部どうでもよくなる。
舌を吸われながら胸を触られて、声が出る。
口に指を入れられて、舌を触られる。
顔が赤くなるのがわかって、恥ずかしくて目を伏せる。
そのまままた、舌を吸われて喘いだ。
急に唇を離されて
じらされて、私から舌をいれる。
反応を伺って、そのまま私にキスさせながら
スカートを弄られる。
パンツに指が入ってきて思わず下半身がビクッとした。
しばらく弄られて下着を脱がされる。
裸になってく私を見下ろして、深津先輩がフードを脱ぐ。
高校生の時より、鍛えられた体を見て思わず見惚れる。
見惚れてる私を尻目に、ベルトを外しながら
「アキちゃんが他の男の話しすると、ムカつくぴょん。」深津先輩が言い捨てた。
「えっ。」
そんな事思ってると思わなくて、びっくりしてその後顔が緩む。
顔が緩んだのを見られて、首を噛まれた。
噛まれながら下半身を親指で擦られて、人差し指で掻き回されるから口を手で抑える。
「深津先輩…噛むのいたい。」
そう言ったら頭を撫でられた。
「ねぇ舐めていい?」
起き上がって見下ろされて聞かれるから、首を一生懸命横に振るけど。
ムカつくって言った表情のまま両足を掴んで開かれる。
顔を見ながら舐められる。
恥ずかしくってどうしようもなく気持ちがよくて、変な感覚になる。
指でも攻められるから思わず
「もう、やめて」と言った。
いっぱいいっぱいだった。
「ダメ。いくとこ見せて。」
顔を見て、またドキドキして口を抑えた。
「もう…いくから。」
「俺の事ちゃんと見て。」
意地悪く言われてゾクゾクする。
私の声が大きくなって、腰が動くから深津先輩がもっと激しく攻める。
「ね…いく。」
小さく私が言うと、私のぐちゃぐちゃな顔をじっと見る。
急に私の足の間から、上半身まで深津先輩も体を起き上がらせて、私が果てるのを見ながら腰を打ち付ける。
頭がチカチカする。
深津先輩が急に入ってきて、大きく声が出る。
「今いってるのに…」
奥まで挿れられて、擦られる。
気持ちよくて涙がでた。
「えっろ…。」
深津先輩がそう言って、私の顔を少し余裕ない顔で見つめる。
「またいっちゃう…。」
「いく顔見せて。」
恥ずかしくて死んじゃいそうだ。
でもずっと見ててほしいその目で。
私がビクッと痙攣して、思わず顔を両手で隠す。
深津先輩が私の背中に手を回して、私を起き上がらせる。
深津先輩の上に座らせられて、抱き抱えられながらもっと深く擦られるから、声が我慢できない。
背中を支えられながら、頭を撫でられてまたキスされる。
「酔っ払って他の男部屋にいれちゃだめぴょん。」
そんな事、今言われても…。
「アキちゃん、わかった?」
「…うん。わかった。」
腰を掴まれてまた擦られるから、喋れなくなる。
擦られながら、深津先輩が指で私の下半身を触るからいよいよ動けなくなる。
「ね…一緒にだめ。」
深津先輩が舌をだして私を見るから、私も舌を絡める。その時に激しく下からつかれて、何もできなくなる。
「いくときは、いくってちゃんと言うぴょん。」
もう、本当におかしくなりそう。
「…いっちゃう。」
「可愛い。」
急に笑うからドキドキする。
そのまま激しく動かれるので、深津先輩に抱きつきながら抱きかかえられて果てる。
ゆっくり私を仰向けに寝かせる。
「俺もいっていい?」
ゆっくり頷く。
いつもより眉を寄せて、余裕がなさそうな表情を見て愛しくなる。
ああ、好きだなぁ。そう思った。
寝ながら手を絡める。
腰を持ち上げられて今度は深津先輩の好きなように動かれるから、もっとドキドキする。
私が見つめてるのに気づいて、目を手で覆われた。
私がいく時は見るのに自分のはダメなんだ。
そう思って手を払う。
手を払ったら、体を持ち上げられてうつ伏せにされる。
手を回されて胸を思いっきり掴まれたまま激しく後ろから突かれる。
耳元でいくよ。と言われて、私もいきそうになる。
「声、かわいいの反則ぴょん」
深津先輩が後ろから私のこめかみにキスをした。
そのまま二人で果てて、仰向けで寝転がる。
深津先輩が手を伸ばしてきて、私の顔を横に向かせる。
お互い目を見つめあって、もう一回キスをした。
私達は遠回りしかできなくて、不器用で
傷つくのも怖い。
でも顔を見ると、確信する。
こんな気持ちになるのはこの人しかいないって。