私がコンサルティング会社で学んだこと
20220926週の学び
①全ての悩みはMECEを起点とする
「指示振りが雑だと感じる人」「なんとなく言っている意味がわからない人」「自分の中のもやもや」こうした日常での小さなモヤモヤは全てMECEではないことが主たる原因であると気がついた。MECEではない、つまり「何かの情報が抜けている」「あるべきものがない」=全体像の何かがそこにないということだ。この学びから、今後自分が1自分に対して2他人に対して3仕事そのものに対してモヤモヤした時はまず「何が足りていないのか」「何を知ることができれば解決するのか」考えるようにしようと思う。
②優秀な人とは「outputに何らかの思考をする」ことを無意識レベルで(つまり当たり前の動作として)行っている人である
PJメンバーと懇親会があり出席した際に、心臓がキュッと掴まれるような場面に出会した。(PJ経費のため)タダでめちゃくちゃいいお肉をめちゃくちゃいいお店で食べられてラッキーくらいのノリで残業後遅れて参加した。これがよくなかった。初めて職務の高い方と面と向かって話したが、正直ドン引きした。なぜか。それは、彼が仕事以外でも、こんなにもロジカルで、思考速度速くて、アウトプット量多いと、身を持って理解したからだ。「業務終わったから」等の理由で彼らが「ロジカルでなくなり、思考速度が落ち、アウトプット量が少なくなる」ことなんてないのだ。なぜなら、「ロジカルに、思考速度速く、アウトプット量多い」状態が彼らにとっての「当たり前」だからだ。あたり前、つまりルーティンであり、心身に染み付いた「癖」である。ON/OFFの話ではない。彼らの基準(ベース)として、確立しているものであり、業務中/業務後で彼らがガラッと変わることはないのだ。この異常性(と感じた)に気がつき緊張し始めた瞬間から、業務中とは違った簡単な話題がふられているのにもかかわらず結論から話せない自分への自意識が異常に高まった。自分が話す度、オンラインでは分からなかった「こいつ何言ってんだ」な表情を浮かべる上司達。それに気がついているのに、気がついているからこそ、視線の集まりに緊張し余計に何を言っているのかわからなくなる自分。自分の話を、結論ファーストでピラミッドストラクチャーに落とし込み、言い直し始めてくださる隣の上司。もはや黙ってしまう向かい席の上司。全てを悟って個室に運ばれてくる肉を黙々と食べる上司。自分は、まだまだ全然彼らには程遠く何もできない新人なのだと再度痛感した。今でも、自分が喋っていたあの時の「静けさ」と「上司の表情」が脳裏に鮮明に焼き付いている。その夜はあの瞬間が何度もフラッシュバックし寝ることができなかった。
③リスクをとることでしか成長することはできない
新しいことをする、知らないことをする、よく分からないものに挑戦することは非常に「怖い」。慣れていないことをするのは、「結果がどうなるのかわからない」リスクが伴う。しかし、挑戦、経験し体験してみないと「学ぶ」ことができない。成長とは変化である。一ヶ月一週間一日1秒前の自分と何が変わったのか。それが成長である。成長するためには「学び」が必要で、学びとは何かを「する」ことでしか得られない。失敗する・成功するとは結果であり、そこから何を学び成長したのかそれが大切である。その意味で、リスクを取る、ということがいかに重要ということがわかった。