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【ハンズオン実践】ChatGPTタスク機能で変わる毎日の仕事術 

みなさんこんにちは、TierMind編集部です。

先日、ChatGPTの新機能「リマインド(タスク)」を試してみたところ、使い方次第でかなり便利だと感じたので今回記事にしました。

今回の記事は、ハンズオン形式で有効なタスクを一緒に作成できるほか、どういった応用方法があるのか解説しています。
ぜひご覧ください。

簡単に
ChatGPTのタスク機能は、自然言語で「やってほしいこと」と日時を伝えるだけで、指定時間に通知してくれるシンプルなリマインダー。



タスク機能でできること・できないこと

できること

  • ChatGPT上でのリマインド設定
    自然言語で「明日の10時に〇〇をやって」と頼むだけでOK。

  • 指定時刻に自動で通知
    チャット上やプッシュ通知(環境による)で「そろそろ〇〇の時間ですよ」とお知らせ。

  • 追加タスクの依頼や情報取得
    通知が来たタイミングで「今日の最新ニュースをまとめて」「メール文面を作って」など、AIに追加作業を頼める。

  • ChatGPTを介したメール送信
    ChatGPT内で文面を作って送信するケース(OpenAIのシステム経由)なら可能。ただし、これはあくまでChatGPTの機能であり、ユーザー自身のメールアカウントを直接操作して送信するわけではありません。

できないこと

  • Gmailや他アプリとの直接連携
    ChatGPTのタスク機能では、自分のGmailアカウントを直接操作して誰かにメール送信することはできない。
    ※ただし、OpenAI名義のメールアドレスであれば、メールの作成から送信までを任せることができます。

  • 高度なアプリ連携・自動処理
    例:「Zoomで自動的にミーティングを作る」「Googleカレンダーへ自動登録する」など、外部サービスと本格的に連携する仕組みは現状なし。


ざっくり触ってみた感想

良かったところ

  • リマインド+最新情報の取得が一気にできる
    例えば、株価変動チェックを設定したタイミングで通知が来たら、続けて「今日の主要ニュースを要約して」などと頼めるのが大きな利点。

  • 自然言語でリマインド設定ができる
    例えば、「明日の10時に○○の納品確認してってリマインドして」って言うだけでOK。カレンダーアプリよりカジュアルな操作感がありました。

気になったところ

  • タスクを大量に登録すると現状のUIでは整理しづらい
    たとえば10件以上タスクをまとめて登録すると、リストがどんどん伸びてスクロールが増えたり、ラベル機能や絞り込み検索がないため、ジャンルごとにまとめて管理するのが難しい印象です。

  • 細かい条件分岐などはまだ実装されていない印象
    「平日のみ通知」「特定の条件が揃ったらリマインド」などの高度なカスタマイズは、今のところできません。まだβ版ということもあり、将来的なアップデートに期待したい部分ですね。


ハンズオン実践:リマインド設定の流れ

ステップA:対応モデルの選択

  1. ChatGPTを開き、画面上部(あるいは左側)の「モデル選択」プルダウンへ。

2.「スケジュールされたタスクがあるGPT-4o」や、それに類するタスク対応のモデルを選択。

ステップB:リマインドを作成する

1.チャット欄に下記を入力:

「○月○日の午前10時に『A社への提出書類を送る』ようリマインドして」

2.ChatGPTが「リマインドしました」と返答すればOK。

ポイント:自然言語でざっくり言えばいいので、カレンダーアプリで細かい項目を埋める手間は少なめ。「ついでにお客様へのフォロー内容も書いて」と追加依頼すれば、必要な文面も考えてくれます。

ステップC:タスクの確認・編集

1.画面の右上や左サイドバーなどにある「タスク(Task)」メニューをチェック。

2.登録したタスク名、指定日時などがリストアップされているので、ここで内容の変更や削除ができます。

ポイント:複数タスクを入れすぎると少し見づらくなる印象でした。プロジェクトごとにまとめたい場合は、タスクネームにプロジェクト名を含めるなど工夫が必要かも。

ステップD:通知が来るタイミング

  • 設定した時刻になると、ChatGPTが「そろそろ○○の時間ですよ」とチャット上やプッシュ通知(環境による)でお知らせ。

  • その瞬間に「メールの文面も書いて」「提出物の最終チェックリストを」と頼めば、ワンストップで事務作業を完結できます。



こんな使い方なら“深く”活きる

ビジネス編①:継続的な顧客フォローアップ

活用例
・納品後1週間後にお礼メールやアンケートの送付をリマインド。
ポイント
・リマインドが来たら、ChatGPTに「アンケート本文を作って」と依頼 → 社内で微調整してすぐ送れる。
・定期的なフォロー習慣が身につくと、顧客満足度やリピート率が上がりやすいです。

ビジネス編②:株価変動のチェック

活用例
・平日15時(市場が落ち着くタイミング)に「今日のマーケット動向と注目銘柄の株価」をリマインド。
ポイント
・リマインドが来たら「主要ニュースや終値動向もまとめて」とChatGPTに依頼 → 投資判断に必要な情報を素早く収集。
・市場状況を定時で確認する習慣がつくと、売買のタイミングを逃しにくくなり、リスク管理がしやすいです。

ビジネス編③:SNSキャンペーンと連動した集客

活用例
・特定のタイミング(例:月末の金曜日19時)にリマインド → キャンペーン告知やクーポン発行の投稿を忘れない。
ポイント
・リマインドのタイミングで「いい感じのキャプション考えて」と頼む → AIが複数案を出してくれるので、即採用or少し編集するだけ。
・何曜日の何時に投稿が多くの反応を得られるかなどをChatGPTに相談し、リマインド日時を調整することも可能。

プライベート編:習慣化&ヘルスケア

活用例
・毎朝9時に「ストレッチ10分やりましょう!」とリマインド → ちょっとした運動習慣をサポート。
ポイント
・リマインド受信後、「ストレッチの手順をもっと詳しく教えて」と聞けば、ChatGPTがガイドを説明してくれる。
・食事管理なども「◯時にカロリー計算を忘れないようにして」→ やる気が出ない時には励ましの言葉も頼んでみる、といった使い方ができる。


まとめ:こんな感じで使えるけど、様子を見つつ導入を

ChatGPTのリマインド機能、まだ多少のぎこちなさや物足りなさはあるものの、シンプルな操作でタスク管理を一体化できるのは大きな魅力だと感じました。

  • カレンダーやタスク管理アプリを一々開かなくても、チャットで依頼できるのは手軽

  • 「通知が来たら、そのまま最新情報の取得、メール文面生成やSNS投稿ネタ出しまでAIに頼める」ので、ひとつの流れにまとめられる

とはいえ、タスクが多岐に渡る方は、まだ少し管理画面が物足りないかもしれないし、細かい設定は専用のツールに軍配が上がるケースも。
でも、**「ああ、こんな感じでChatGPTに頼めるのか」**と一度でも体験してみると、意外なほど作業がラクになる場面も出てくるはずです。ぜひ、一度試しに1~2件だけでもセットしてみて、自分のワークフローにハマるかどうかチェックしてみてくださいね!

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