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「恋人」と「パートナー」との違いを考えてみた
私は妻と2017年の秋に入籍したので今年で結婚生活は3年目になります。
結婚してから、夫婦で様々な経験をして、そして二人の子供に恵まれて現在は育児に奮闘する中で、だんだんと自分のパートナーシップ観というものが見えてきた気がします。
今回は、そうした自分の考えや想いを文章にしてみたいなと思います。
結婚してからの二人の関係性は変わっていくもの
今の妻と知り合った頃と、結婚してあるていど時間が経った今では、お互いに対する感情や二人の関係性は少しずつ変わってきたように思えます。
付き合っているころは「ただ二人でいて楽しい!」という気持ちだけだったのですが、籍を入れ、そして二人で共同生活をしていくということになると、楽しいことばかりではありません。二人で困難な状況に対して立ち向かったり、お互いの価値観の深いところをすり合わせる必要が出てきました。
そうすると「二人で考える」「二人で計画する」「二人で乗り越える」「二人で達成する」というように、今まで気楽な独り身だった頃にはなかった体験をしてきたように思います。
同じ目標を見つめる同士としてのパートナー
「星の王子さま」「夜間飛行」などの著者として知られるサン=テグジュペリですが、こんな言葉を残しているそうです。
「愛とはお互い見つめあうことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
ここでいう「愛」についての名言は、まさに私が今回述べたいパートナーシップ観を代弁してくれています。
恋人同士の関係性はまさに「お互いを見つめあう」関係性ではないでしょうか。相手のことを思いやり、どうしたら相手が喜んでくれるかを考える。もちろん、そのこと自体は尊く美しいのですが、感情やエネルギーは単に「相手」に向いている気がします。
一方、パートナー関係とはどのようなものでしょうか?
結婚をすることは、ある意味でこれからの人生の苦楽を共にするということを意味するように思えます。そうしたとき、二人が目指すべきは「二人でつむぐ幸せで豊かな人生」というものになるのではないでしょうか。
パートナーというものは同じ船に乗った乗組員のようなもの。遠くに見える目的地を目指して、荒波を共に越えていく仲間という感覚なのではないかと、最近は考えています。
パートナーと人生を歩むとは
まさに小さな赤ちゃんを育てている真っ只中の我が家では、もちろんお互いを気遣うことはありこそすれ、夫婦の最優先事項は子供のお世話をすることです。
目が回るような日々の中を過ごす中で、恋人時代とはまた違った相手への感情が芽生える気がします。それは「愛着」というよりも「尊敬」に近いものかもしれません。
性格や能力が違うからこそ、得意なことや不得意なことも全く違います。だからこそ、お互いの強みを活かすように、弱みは減らすようにチームとして動いている感覚があります。
「自分一人では出来なかったこと、難しいことが、二人だとうまくいく。」
こうした、かけがえのない伴侶と、一緒に人生を作りあげていく感覚。
それがパートナーと人生を歩むことの醍醐味なのかもしれません。
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ほなまたね