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我が子の成長から、人類の進歩・コロナのことまで思いを馳せる
令和生まれの娘もスクスクと大きくなり、最近は一人で寝返りが打てるようになったり、お風呂でぱちゃぱちゃと遊ぶようになったりと出来ることがどんどん増えてきたこの頃。
コロナウイルスで世の中は大変なことになっていますが、仕事が数週間前からリモート推奨となっていたこともあり、最近は家族で過ごす時間が増えて我が子の成長の場に思いがけず立ち会う瞬間が増えました。
そんな中で感じたことをちょっとまとめたいと思います。
■何事も最初から出来ることなどない
赤ちゃんを日々見ていると感じるのは、出来ることが本当にすこーーーしずつ増えていくなぁということです。
離乳食で食べれる食材の数にしても、表情が豊かになる様子も、声を発することですら本当に少しずつ少しずつ変化していきます。
こうやって自分も成長してきたのかなぁと考えると、なんだか奇跡のようです。こうやって一人の人間として育つまでに、親や周りの人がずっと側にいたのかと思うと泣けてきます。
■社会の発展もきっと同じ
そう考えたときに、人類の発展というのもきっと同じ道のりを辿ってきたのかなと思いました。
僕たちが何気なく生活で使っている電気水道ガスのインフラや、こうやって文章を書いて発信しているインターネットも、先人たちの一歩一歩があって出来たものなんだろうなと思います。
歴史の教科書を見ると記憶に残りやすいことばかり書かれているけれど、今も社会は少しずつ良くなっていって、100年後の人たちの礎になっているのだと思います。
■有事の時こそ小さな変化に目を向ける
大変な時は、人は変化に過敏になります。だからこそ、派手なことを求めたり、ネガティブなことを大きく切り取って喧伝したりすることも致し方ないのかなと思います。
もちろん危機管理はとても大事ですが、コロナショックの今だからこそ、その混乱に立ち向かおうとする社会の小さな良い変化に目を向けるべきではないでしょうか。
危機管理の専門家である佐々 淳行(さっさ あつゆき)氏は
危機管理の基本は、悲観的に準備し、楽観的に対処すること
と述べました。最悪のケースを想定しつつも、冷静沈着に良くなる兆候を見逃さずにチャンスを伺うこと。そんな態度が今は求められるのではないでしょうか。