声は出るけど話せない?緘黙ってなに?
あなたは話すのは得意ですか?
それとも、苦手ですか?
口数が少ないと「寡黙な人」なんて言われますよね。
でも、そんな人でも話しかけられたら一言くらい話しますよね?
全く、一言も話さない人がいたら…
どうしても喋ってもらおうと、ずっと話しかけてはいませんか?
もしかしたらそれは、緘黙症かもしれません。
辞書では緘黙はこのように書いてあります。
緘黙症とは別名「無言症」と呼ばれています。
精神疾患の一種と言われおり、話すことを期待される場面になると話せなくなるのです。
全緘黙症と場面緘黙症の2種類があります。
特に多いのは、場面緘黙症と呼ばれる方になります。
なんと特定の人とはびっくりするほどお喋りだったりするのです。
声が出ないわけではないのです。
「喋って欲しい」というその期待に、耐えられないのです。
実はわたしも小さい頃、場面緘黙症でした。
緘黙症は幼少期に発症することが多く、大人になると共に話せるようになります。
ですが、中にはそうではない人がいます。
そんな人に喋るまで待ったり、喋るまで話しかけ続けるのは心理的に負担になります。
話す以外のコミニュケーションをしてみませんか?
緘黙症がある人は文字になると、饒舌になる人もいます。無口なわけではないのです。
今はメールやLINEもありますよね。
喋るだけがコミニュケーションではありません。
苦手な人もいます。話すのが苦手だからといって、なにも考えていないわけではありません。
むしろ、よく喋る調子の良い人より、深く物事を考えているかもしれませんよ?
話さないから駄目なのではありません。
分かろう、という気持ちがないことの方が駄目です。
話さないからといって、がっかりしたり、馬鹿にしてはいけません。
その人にはその人の気持ちがあって、毎日考えて生きています。
コミュニケーションが言葉だけではないということを、頭の片隅に置いておいてくれたなら、世界はちょっとだけ優しくなるかもしれませんね。
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