High SierraにBootcampでWindowsをインストールする際の注意点
現場用にバックアップとしてWindowsが欲しくなったので、HighSierraを入れているMacにBootcampでWindowsを入れようとした時に、いくつか問題が起きたので注意点をまとめてみました。
【1】 現在公式に公開されているWindows最新版は、HighSierraのBootcampで使用できない。
Microsoftで2019/10/31時点で公開されている、最新版と1つ前のバージョンでBootcampアシスタントを実行しようとすると、途中でエラーが出てインストールが進みません。
そこで、古いバージョンのWindowsインストーラーを使います。下記サイトにて歴代のWindowsインストーラーがダウンロード出来ます。
色々探ってみたところ、「Windows10 Ver.1803 [Apr 2018]」だと成功したという記事がいくつかあったためこれを使いました。
ただこちらのバージョンは2019/11でサポート終了になってしまうようなので、インストール後ソフトウェアの更新をWindows上で行うようにして下さい。
【2】 Bootcampアシスタントを実行する前に、既にパーティションが切られているとインストール出来ない
Bootcampアシスタントを実行するためには、インストールするドライブが単一パーティションで無いと駄目なようです。
既に複数のパーティションが切られている場合は、メインOS以外のパーティションのデータをバックアップして、パーティションを統合し単一にしてからBootcampアシスタントを実行して下さい。
OSが含まれているパーティションを確実にバックアップするのであれば、CarbonCopyClonerがお勧めです。これを使って何度もOSをバックアップしたりコピーしたりしていますが、問題が起きたことが無いです。
なお、Bootcampアシスタントを実行しWindowsがインストールされた後であれば、パーティションを切って使用することが可能です。バックアップしておいたデータやOSを戻すことが可能です。
【3】 Windowsインストール中はUSB機器を繋がない
インストールにUSBメモリが必要な場合は仕方ないのですが、USB機器が1つでも繋がっているとWindowsインストールが先に進まない不具合が出ることがあります。
必要の無いUSB機器は全部外しておきましょう。
以上の情報は2019/10/31時点の情報となっています。古いWindowsインストーラーを使わなくても、Bootcampアシスタントが使えるようになると良いのですが・・・