バズってもすぐに忘れられる時代。どうする?
朝井リョウさんが好きです。どうも、たっすです。
今日の内容は、先日読書感想文を書いた朝井リョウさんの小説『スター』の内容に影響されて、改めてタイトルについて考えてみました。
1/3まで無料で読めるので良ければ読んでみて~
大学を卒業した2人の主人公が別々の道で映像作品を制作する仕事に携わっていく中で、誰でも発信できる時代の生き方、発信者と受信者の在り方などを考えさせてくれる作品。是非読んでいただきたいです。
『スター』はまさに、僕らが生活している“いま”を表した作品で、TwitterやYouTubeで誰でもバズる可能性を秘めている。そんな時代を描いています。
主人公の1人、絋(コウ)がYouTuberの映像&編集担当し、映画のような2時間の超大作ムービーを発信した時、インフルエンサーがシェアしたことで有名人になったかのようにバズる。
ただ、現代のトレンドの流れの回転はすさまじく早く、1日2日経てば別のトレンドになっているし、誰もそのことを覚えていない。このサイクルがすさまじく速いこの時代で、作品のクオリティをどこまでこだわる?妥協する?と頭を悩ませる。
そんなシーンがありました。
これはリアルの世界でも全く同じことが言える時代と思いませんか?
僕もラジオを発信する活動をする中で、小さな世界でもいわゆるバズる(その日の話題になる)経験をしたことがあります。その一瞬は自分が主人公であるかのように。
ただ、その瞬間が終われば受信者は別の発信者を探すし、日が経てば記憶の片隅に追いやられて忘れ去られていく。
スマホの普及でより多くの人の記憶に残りにくい時代になってきたんじゃないかなと思っています。
バズっただけで終わらせないためには、その中でも強烈なインパクトを残すことで受信者の記憶に残しやすくすることはできると思うし、そういった工夫はできるでしょう。
ただ、そういったことばかり考えているとすぐに次の手、次の手と考え今度は心が疲弊していく。そんな人も出てくるんじゃないかな。
先日書いた読書感想文の結論では、こんな時代だからこそ発信者は共感してくれる受信者とともにコミュニティを形成し、同じ価値観を持った人同士で発信、受信の境界を越えて作品を作り上げていく必要があるのかな。と締めくくりました。
その意見にもつながってきますが、記憶に残りにくい時代だからこそ少数の人(ファン)とのコミュニティを密にして、コミュニティ内での発信者と受信者だけには常にバズっている状況(言いたいことわかります?w)を作ることに重きを置くことが、発信側の負担が少なく、かつ楽しみつつ、現代でより「スター」になっていくための近道なのかなぁと思いました。
まぁ人によってゴール設定がちがうので一概に言えませんが。ふわふわとそんなことを考えながら『スター』に共感し、考えさせられました。
楽しむことと「スター」を目指すことのバランスってめちゃくちゃむずいっすよねって話。
それではまた明日。
#100日後に成長するたっす 31日目
朝ルーティンは継続できそう。現在18日目。
朝のトレーニングも継続中。
0秒思考のメモ術(A4ノート1枚に1分間でひたすら書き綴っていく方法)を実践中。
ポーカールール覚えて無料アプリで実践中。
今のところはそんな感じ。
言語化の練習を増やすために読書感想文と、好きな歌の歌詞についても自分なりの受け取り方を言語化していきます!