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感動した本をご紹介!
みなさん、こんにちは、みったです!
紹介
今日は、感動した本をご紹介ということで、
紹介したいのは・・・
『生まれかわりのポオ』という本です!
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ネタバレしないように書いていくので、これを読んでからでも、読む前でも、ぜひ、原作を読んでみてください!
生まれかわりのポオは森絵都さんの作品です。
2022年に出版されています。
比較的短めの本なので、通勤などでも読めると思います。
私は、5分ぐらいで読めました。
これは、ぜひ図書館で借りるなどして、何度でも読み返してみることをおすすめます。
私は、時間の都合上、一回しか読めませんでしたが、もう一回読みたいので、図書館で探そうと思います。
『生まれかわりのポオ』は、背中にハートマークのあるポオという猫が
死んでしまい、悲しんでいる少年・ルイに物書きのお母さんがポオの物語を作ってあげる、というのが大まかな筋の話になっています。
お母さんはビビッときてポオを飼ったそうです。
私は、紅鈴という名前のワンを飼っています。
くりんがいないことなんて考えられないし、すごく大事な家族の一員です。
私もビビッとくりんを見つけました。
『もう疲れた〜やめとこ〜』というお母さんを引きずり、
当時マイブームだった犬をガラス越しに眺めるために、ペットショップに行きました。
そこで、一目惚れしちゃったのがくりんなのです。
ビビッときました。
やっぱ、野生の間は大事ですね。
そして、ペットを飼っているからこそ、深く考えさせられるお話でした。
もちろん、ペットを飼っていない人でも、命の大切さについて考えられ流と思います。
最近の日本は地震も多く、去年は能登半島地震がありました。
今はちょうど、阪神淡路大震災が起こった日と東日本大震災が起こった日の狭間ぐらいですね。
でも、命はいつかは無くなってしまいます。
特に、ペットはそれがすごく早い。
電池が切れるのが早いんですね。
くりんは、チワワとミニチュアダックスフンドのミックス犬ですが、
だいたい寿命が25~30年と言われています。
今は人生100年時代なので、私の3分の1より短い時間しか生きられない。
生き物はいつ死ぬかわからない。
一日一日の価値は皆同じです。
『君の膵臓をたべたい』の山内桜良の言葉ですね。
さて、物語の説明に入ります。
物語の主人公・ルイは、大切な相棒・ポオを無くしてしまいます。
いつまでも悲しんでいるルイ。
ポオはルイにどうして欲しいのか。
もちろん、死んでいるポオの言葉はルイには届かないし、
生きている時も、遺言を伝えることはできません。
超能力や、魔法でもない限り(または、リリアーネじゃない限り)
動物たちと意思疎通することはできないのです。
それでも、幸せにしたい、と思ったからこそ、私たちはペットと共に暮らしています。
それって、素敵なことだと思うんです。
犬と人間が一緒に暮らすっていうことは、その犬はお母さんから引き離されてしまいます。
すごく寂しいだろうし、私なら号泣しちゃうと思います。
でも、自分の意思ではないけど、私たちの元にやってきてくれた。
だからこそ、私たちはペットの命に責任を持たないといけない。
ペットと私たちが選んだ選択が重なり合い、今がある。
『君の膵臓をたべたい』の山内桜良も言っていますね。
『君と私がたくさんの選択肢から選んできたものが、重なったから、今があるんだよ、今私たちが出逢ってるんだよ』って。
文脈はちょっと違ったと思いますが。
絆に時間は関係ないと思うんです。
ポオとルイは生まれた時からずうっと一緒ですね。
『ずーっとずっとだいすきだよ』の二人も生まれた時から一緒です。
でも、私はそこは大事じゃないと思います。
大事なのは、お互いがお互いを大切に思っているってこと。
私はくりんに表面上嫌われています(嫌がることばっかりするので)
でも、実際はすごく仲がいいし、繋がっていると感じます。
そうやって繋がっているからこそ、すごく寂しい。
立ち直ることなんてできなくなっちゃう。
でも、私たちは前に進むことができるんですね。
『死者に生者ができることはわずかだけれどある』
これは、私の作品『菱格子腕時計【ネコとアイツの腕時計外伝】』の
古木千勝の言葉です。
わずかでもあるなら、それをやってあげることが、大切だと思います。
実践できるかはわからないけど、精一杯今を幸せに生きていけるように、
私はくりんとの日々を大切にしたいです。
改めて、ペットということ、命の大切さを考えさせられました。
みなさんも、ぜひ読んでみてください。
これが好評だったら、他にもおすすめの本や記事の紹介をしようと思いますので、おもしろい!と思ったり、参考になった!と思ったら、スキをお願いします。
それでは、おつたまでした!
文中に出した文献↓
・『生まれかわりのポオ』森絵都作
・『君の膵臓をたべたい』住野よる作
・『ずーっとずっとだいすきだよ』ハンス・ウィルヘルム作
自作↓
・『菱格子腕時計【ネコとアイツの腕時計外伝】』
(『猫とアイツの腕時計』も載せておくので、よければ読んでください!)
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