モダン青黒LOデッキガイド~2022年8月~
はじめに
こんにちは、赤サブのティボルトです。
私はMOを中心に青黒ライブラリーアウト(以下青黒LO)を回しているプレイヤーです。
MOのModern Challengeで準優勝1回、TOP8に数回なったくらいで特に目立った成績はありませんが、今時点の青黒LO使いでおそらく一番使い込んでいると思うので、LO界隈の発展に貢献できればと思い執筆しております。
過去記事を見ていただくとわかると思いますが、文才はありませんので読みにくい、伝わりにくい部分があるかと思いますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
また、赤ティボLO伝というYoutubeも配信しております。
可能な限り色々なデッキに対して、面白い勝ちパターンや接戦の試合を載せているつもりですので、ぜひご覧いただければと思います。
なお、本文は全部公開したうえで有料設定してあります。筆者のモチベーション維持のためにサポートいただければ幸いです。
青黒LOとは
さて、最初に青黒LOについて少し説明したいと思います。
青黒LOは「カードがないライブラリーからカードを引こうとしたプレイヤーは、次にいずれかのプレイヤーが優先権を得る時にゲームに負ける。」というルールを利用して勝利する、いわゆるデッキ破壊デッキです。
LOはLibrary Outから来ており、海外ではDimir MillやUB Millで表記されることが多いです。
私も含めてデッキ破壊好きなプレイヤーは多いようで、最近では切削(Mill)がキーワード化されました。
晴れる屋様のデッキ検索で「モダン ライブラリー破壊」で検索すると、一番古いのが2013年7月スゥルタイLO。
2011年のモダン制定から2年。この頃の最新エキスパンションと言えば、ドラゴンの迷路。
今となっては定番の《墓所への乱入》が採用されているのかと思いきや、ラヴニカへの回帰から《死儀礼のシャーマン》と《突然の衰微》が採用されて
いるのが最新だったようです。
同じく晴れる屋様のデッキ検索で優勝デッキを検索すると、2019年2月のMMMで優勝しているリストが最初でした。
その後、大きな大会だとMOのModern Challengeで2回優勝(うち1回は青白LO)している程度で、LO自体が大きく成績を残していることが少ないです。
それでも定期的にリストが載り、環境でも認知されているというのは、私も含めて好きな人が長く回しているのかなといった印象です。
環境理解
最初に現在のモダン環境について私の解釈を説明します。
まずトップメタは赤青のカウンターモンキー。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》や《帳簿裂き》、《濁浪の執政》を《対抗呪文》などの打消しでバックアップしながら戦うデッキです。
1ターン目の《ラガバン》から《帳簿割き》を展開されて手札を整えられると抜けるのはかなり難しいです。
《執政》はLOにとっては脅威で、あっという間に驚異的なサイズで出されてしまいます。
リーグを回っていると大体10%くらいいるので、無視できない感じになっています。
その他は5%程度になりますが、ハンマーやバーンなどの速いデッキもメタ上位にいるので、それらに対応しつつ、先述の《執政》や、アミュレットから出てくる《原始のタイタン》や続唱デッキにも対応が必要です。
まさにモダンらしい色々なデッキへの対応を求められる環境になっています。
デッキリスト
お待たせしました、今回ご紹介するデッキリストです。
(実際に回している動画はこちらです)
このリストは2022年7月22日、26日、29日と3連続でリーグ5-0リストとして掲載され、この記事を執筆している最中にも5-0しています。
デッキの性質や環境理解の点から、採用理由やちょっとしたテクニックなどを記載していきます。
メイン
●切削呪文
《書庫の罠》4枚
まずは《書庫の罠》。
初手に4枚あれば相手がフェッチを切るだけで勝つカード。
4枚入れない理由はありません。
《正気破砕》4枚
切削で呪文2枚目に紹介するのは《正気破砕》。
2枚目に何を紹介するかで少し悩んだのですが、4枚採用するカードを考えたときに真っ先に浮かんだのがこれです。
基本はサイクリングで打つことが多く土地2枚キープから3枚目を引き込む役割をします。また、インスタントタイミングで隙なく切削することができるので《湖での水難》ととても相性が良いです。
1枚で見たときの確定切削枚数は一番多い14枚。青く無いデッキ相手には3、4ターン目に連続で打ち込んで無理やり勝つような場合もあります。
《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》4枚
切削3枚目は《書庫の罠》に次ぐ必殺技枠の《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》です。
ハンマーや硬化した鱗、グリクシスシャドウ(ジェガンサ)辺りはこれで有利がついているといっても過言ではなく、LOの中では一番禁止に近い呪文ではないかと思っています。
《彼方の映像》や《湖での水難》との相性は良くなく、3マナソーサリーで重い呪文ではあることから、枚数を減らしているプレイヤーもいますが、サイド後の《引き裂かれし永劫、エムラクール》や《忍耐》などを気にせずに唱えられることから、私は4枚採用しています。
《面晶体のカニ》《遺跡ガニ》4枚
LOを支えているかわいいカニたち。
メイン1ターン目にカニを出すか問題がありますが、先手であれば私は基本出した方がいいと思います。理由としては《湖での水難》です。相手の墓地にカードがないと動けないので、まずは対応を迫っていきます。後手であれば土地で相手のデッキを判断して決めましょう。
《面晶体のカニ》は自分を対象とすることができるので《残忍な切断》のコストを増やしたり、自分の墓地を増やしたりライブラリーを減らしたりすることで《彼方の映像》や《殻船着の島》の条件を満たすような立ち回りをすることがあります。
●除去呪文
《致命的な一押し》4枚
《敏捷なこそ泥、ラガバン》、ハンマーに対抗するためには4枚必須だと考えています。フェッチを利用して紛争を達成すれば、アミュレットの《イリーシア木立のドライアド》も破壊できます。
《湖での水難》4枚
打消し兼除去というLOのための汎用呪文。
LOにとって厄介なPWや《忍耐》を打ち消すことができる他、墓地さえあれば《濁浪の執政》や《原始のタイタン》も倒せます。
特に《死せる生》や《衝撃の足音》といった続唱呪文は点数で見たマナコストが0のため、たとえ《忍耐》されたとしても打ち消せるのは偉いです。
《残忍な切断》1枚
万能除去1つ目。
軽い呪文が多いため墓地が溜まりやすく、クリーチャーであれば対象を選ばないため使用しやすいカードです。《濁浪の執政》、《大歓楽の幻霊》、《原始のタイタン》など、除去したいカードは多く存在します。《致命的な一押し》で届かない相手にお守りとして持っておきたいので1枚採用しています。
《悪意の熟達》1枚
PWも選べる万能除去。
以前はサイドに採用していたこともあるのですが、《濁浪の執政》に当たるようにメインに起用しました。
破壊ではなく追放なので、破壊してから《外科的摘出》するような動きはできませんが、代わりに2マナで唱えるとワンドローを強制できます。
特に《引き裂かれし永劫、エムラクール》のような旧エルドラージを採用しているデッキについては、《書庫の罠》でデッキを0枚にしたあとで誘発中にドローさせることもできるので、とても気持ちいい1枚です。
●その他の呪文
《外科的摘出》3枚
墓地対策およびコンボ潰し。
的確にプレイするにはかなり練習が必要な部類のカードだと考えているので、最初は割り切って枚数を少なくしてもいいと思います。
または、《根絶》にするとカウンター対策を兼ねつつ、駆け引きを考えずに済むので入れ替えてもいいかもしれません。
LO使いの中でも採用枚数の割れているカードであり、採用していないようなリストもありますが、私はこれがないとハンマー、リビングエンド、カスケードクラッシュ、独創力に間に合わないと思うので3枚採用しています。
《彼方の映像》3枚、《物語への没入》1枚
LOのアドバンテージ源。
モダンでアンリコが弱いはずがない。
ただし、スタック《忍耐》されると1ドローだったり、ラフターで墓地が溜まりにくかったりするので、1枚は《物語への没入》に変えています。
ここも使い手によって枚数が変わりやすいところだと思うので、その人の感覚によって要調整だと思っています。
《墓所への乱入》1枚
対ビートダウン最終兵器兼墓地対策。
個人的には《忍耐》のせいで墓地対策の用途ではほぼ使えなくなったと思っています。
ただし、有象無象のビートダウンやバーンに対して決まったときの強さは現在の環境でも一級品です。
以前はサイドも含めて2枚程度採用していましたが、昨今のスピードに対応できていない点から、1枚のみの採用にしています。
●土地
LOの土地は大体21~23枚程度ですが、私は22枚にしています。以前は21枚でしたが、3マナ域の呪文が増えたことで1枚土地を増やしています。
《廃墟の地》4枚
《書庫の罠》条件達成およびカニの上陸用土地。
持ってきた基本土地はアンタップインのため、カニや紛争達成した《致命的な一押し》など、後続の動きも忘れないようにしましょう。
《湿った墓》2枚
島と沼の性質を併せ持つ土地。
アンタップインすると2点食らうので2枚のみの採用です。
《天上都市、大田原》1枚
LO的には一番新しい採用枠。
《時を解すもの、テフェリー》や《血染めの月》、《濁浪の執政》などに無理なく触れるようになりました。
《冠雪の島》4枚
氷雪土地にしているのは《真冬》を採用していたときの名残なので《島》でいいです。
むしろ、稀にPoxなどから《氷砕き》されるので《島》の方が良いまであります。
《冠雪の沼》2枚
《冠雪の島》と同様に《沼》でもいいです。
《血染めの月》下でも《滅び》が打てるように2枚採用しています。
プレイヤーによっては1枚になったりする調整枠です。
《差し戻し》を採用しているデッキに対しては黒マナを複数用意したいこともあるので、色マナの管理には気を付けましょう。
《殻船着の島》2枚
秘匿4を持つ土地。
ルールが変わって、残りを任意ではなくランダムで下に戻すようになりました。
唱える条件は「いずれかのライブラリーが20枚以下」なので場合によっては自分のデッキを数えた方がいいです。(4Cヨーリオンは許さん)
《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》、《正気破砕》の3マナ圏が増えたことにより、条件達成後に速やかに勝つことができるようになりました。
ソーサリーでもインスタントタイミングで唱えられるようになるので、相手ターンに《滅び》を唱えると気持ちいいです。
また、《忍耐》を構えているプレイヤーに《根絶》を唱えられるととても気持ちいいです(絶頂)。
《雲の宮殿、朧宮》1枚
主な使い方としてはカニの上陸を誘発されるための土地。
青マナが足りない時に他の土地のマナで戻して青マナを出すテクニックや、先述の《致命的な一押し》の紛争達成も覚えておきましょう。
《海の中心、御心》1枚
御心・ザ・ドローエンジン。
これがあればメインの《引き裂かれた永劫、エムラクール》も安心(安心じゃない)。
主に青系コントロールのデッキにあると楽に展開できるようになります。
《ヴェールのリリアナ》や《死の飢えのタイタン、クロクサ》に対しても若干体制が付きます。
《汚染された三角州》4枚
とりあえず青黒だし4枚入れる枠。
《沸騰した小湖》1枚
青系フェッチであれば大丈夫そうな枠。
《湿った墓》をアンタップインするならこちらから起動した方がいいです。
ちなみにフェッチをもっと多く採用しているデッキもありますが、個人的には4枚か5枚です。
サーチ先が《墓》2枚、《島》4枚、《沼》2枚で計8枚。
サーチ元が《廃墟》4枚、《三角州》4枚、《小湖》1枚で計9枚。
相手の色マナを縛って勝つこともあり、使い切ることを考えるとこれ以上サーチ元を増やしたくないという考えです。
サイド
《仕組まれた爆薬》2枚
苦手な置物や軽量クリーチャーデッキに。
ハンマー、カウンターモンキー、グリクシスシャドウ、カスケードクラッシュ、バーン、エンチャントレス、青白コンなど、当たる相手は多いです。
主なXはこちら↓
カスケードクラッシュ、青白コン…X=0(あとは《虚空の杯》対策)
ハンマー、カウンターモンキー、グリクシスシャドウ…X=1
バーン、エンチャントレス…X=2
ウルザソプター…X=0 or 2
《魂導ランタン》3枚
対《忍耐》一般兵装。
リビングエンド、旧エルドラージ、《忍耐》、リアニメイト、ドレッジ、ストームがターゲット。
ドローもできるので、サイドが怪しいと思ったら入れておいて損はないです。
起動することで地味に紛争も達成します。
出たときの誘発は、自分が《根絶》する場合に備えて相手の基本土地を取り除いたり、相手に《根絶》を唱えられる場合に備えて自分の墓地にある呪文にしたり、《彼方の映像》や《物語への没入》用に墓地の枚数を管理したり、案外考えることが多いです。
《根絶》3枚
対《忍耐》最終兵器。
コンボ、コントロール、《忍耐》がターゲットです。
MOで使う場合は大丈夫なのですが、紙で使う場合は優先権の扱いに気を付けましょう。
リビングエンドの《忍耐》と《死せる生》、独創力の《残虐の執政官》と《引き裂かれた永劫、エムラクール》など、コンボパーツと墓地修復が落ちた場合、前者であれば《死せる生》、後者であれば《残虐の執政官》を抜いた方がいい場合が多いです。
時間をかければ《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》や《魂導ランタン》で追放できるので、即死を防ぐ立ち回りをしましょう。
《罠の橋》1枚
置物破壊が少ない生物デッキ全般。
主にカウンターモンキーやエレメンタル、独創力、8キャストなどに。
《外科的摘出》や《根絶》で対処できるカードを抜きながら前方確認して出せると良い感じ。
ただし、どのデッキにも《虹色の終焉》や《空中都市、大田原》、《耐え抜くもの、母聖樹》など置物対策が数枚採用されていることが多いので過信は禁物。
《致命的な一押し》は3マナ以上の生物でも対象に取れるので、手札を使いたいときは検討。
《滅び》1枚
ミッドレンジ以降のクリーチャーデッキに。
エレメンタル、8キャスト、ジャンド、エルドラージトロンなど《致命的な一押し》で対応しきれないときや、横並びされるとキツイときに入れます。
《残響する真実》1枚
《虚空の杯》や《時を解すもの、テフェリー》など厄介な置物、PW用に。
《ウルザの物語》で出てくるトークンもまとめて消せます。
アミュレットに並ばれた《原始のタイタン》もこれで安心(安心じゃない)。
細かいところだと《飛行機械の鋳造所》とか、本体もトークンも戻したりできます。
ザ・スパイの《復讐蔦》に当てたい1枚。
《取り除き》1枚
《致命的な一押し》が届かない3マナクリーチャーやPWに対して。
主なターゲットは《時を解すもの、テフェリー》、《レンと6番》等のPW、《イリーシア木立のドライアド》、《月の大魔術師》など。
《喉首狙い》1枚
追加の《残忍な切断》。
《原始のタイタン》、《濁浪の執政》がメインターゲット。
親和生物に当たらないので間違っても8キャストにはサイドインしないように。
《幽霊街》2枚
たぶん採用している人は赤ティボのファン(妄想)。
もともとは対ヴァラクートやトロン用のランデス枠でしたが、今ではサイド64枚要員で定着しました。
《幽霊街》を2枚追加することで、2枚程度呪文を追加しても土地と呪文のバランスが崩れず、どうにか回る理論。
サイドから切削呪文を減らしたくないのと、サイドで入れたいカードがあるのとで考えた結果、この方法で回しています。
おそらく上手い人が回そうとすると要らない枠で、私が下手だから入っている枠だと思っています。
ただ、2022年7月にMOのリーグやモダンチャレンジなど300戦以上して60%程度の勝率を維持できているので、決して悪くはなさそうです。
マリガン基準
続いてマリガンの基準について説明します。
私が大事にしていることは、次の2点です。
(1)基本的に土地が2枚以上
(2)土地から出る色で何かしら動きが見える
特に、青マナ+《廃墟の地》+《正気破砕》の場合、サイクリングで土地を探して、3ターン目に《廃墟の地》起動から1マナ呪文へ繋げることもできるので、キープすることが多いです。
また、環境的にハンマーや《ラガバン》が面倒なので切削呪文なしの除去ハンドをキープすることもあります。
特にやめた方が良いのが、メイン先手の土地1枚《書庫の罠》キープ。
大抵の場合、フェッチを切らない or 後続を土地を引かないで死ぬので、せめて《彼方の映像》があるときにしましょう。
マッチアップ解説
ここで7月に当たった304戦のデッキとその勝率を掲載します。
本記事ではこの中から上位5デッキへの立ち回りとサイドボードを紹介したいと思います(一部他の記事への誘導になっていますがご容赦を)。
カウンターモンキー
戦績:18-12(60.0%)
《濁浪の執政》と《罠の橋》がキーとなるマッチアップ。
《書庫の罠》が決まれば《湖での水難》で《執政》を除去できるようになるので、積極に打ち込みたいところ。
先手で《書庫の罠》やカニで切削し、相手の2ターン目《執政》を誘って3ターン目に《罠の橋》を出せればかなり楽になります。
《ドラゴンの怒りの媒介者》を採用した方であれば《仕組まれた爆薬》をX=1で置くと《ラガバン》とまとめて除去できてお得です。
《ラガバン》がいる関係で、後手のときは除去を持ってキープしたいところですが、手札が減ると相手の打消しに負けてしまうので、ある程度の妥協も必要。
《濁浪の執政》、《大魔導士の魔除け》、《対抗呪文》、《媒介者》辺りが《根絶》の標的。
サイドボードはコチラの記事で紹介しています。
白青ハンマー
戦績:13-7(65.0%)
《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》のおかげでとても相性が良いです。
ただし、最近は《鍛冶屋の技》が増えてきたせいか、押されて勝ちきれないことが増えてきました。
《石鍛冶の神秘家》、《鋼打ちの贈り物》、《ウルザの物語》でサーチするので、《書庫の罠》のチャンスは多いです。
サイドボードはコチラの記事で紹介しています。
バーン
戦績:7-10(41.2%)
正直なところ、7月は勝ちすぎでした。
メタカードが《墓所への乱入》1枚だけなので、構築上こんなに勝てないと思います。
通常20%程度がいいところなので、サイドでの対策も諦めています。
《焼尽の猛火》、《頭蓋割り》、《乱動する渦》辺りが要注意カード。
《根絶》は上記のカードか《稲妻》、《ボロスの魔除け》、《裂け目の稲妻》辺りです。
《ラフター》は効きにくい上に墓地が貯まらないので、過信しないようにしましょう。
キープできるなら《書庫の罠》を優先してぶっぱしていきたいです。
《爆薬》のXは、《乱動する渦》、《大歓楽の幻霊》、《安らかなる眠り》、《ヴェクの聖別者》の関係で基本X=2です。
サイドボードはコチラの記事で紹介しています。
リビングエンド
戦績:12-3(80.0%)
《死せる生》で墓地の生物を出してくる続唱デッキ。
基本的に3ターン目に決めてくるのでそれまでに《外科的摘出》するか《湖での水難》を構えるか、土地を引かないことを祈るしかない。
サイドから《忍耐》が入ってくるので、《外科的摘出》、《根絶》、《魂導ランタン》の墓地対策マシマシセットで挑みましょう。
第一優先は《死せる生》の《根絶》または《魂導ランタン》の設置。
仮に切削しても《死せる生》が落ちない場合、続唱呪文を追放する手もあります。
特に《根絶》であれば、相手のエンドフェイズに優先権がきたタイミングで《暴力的な突発》を抜くことで、安心して自分のメインフェイズに動くことができます。
《湖での水難》を持っている場合は、《否定の力》を根絶して《死せる生》を打ち消すのも手です。
《罠の橋》は《耐え抜くもの、母聖樹》、《基盤砕き》、《鋳塊かじり》に壊されることも想定して過信しないようにしましょう。
基本土地は《森》と《島》が1枚ずつ。
壊す際は《暴力的な突発》で3マナ出ないように気を付けましょう。
サイドボード
+3 《魂導ランタン》
+3 《根絶》
+2 《幽霊街》
+1 《残響する真実》
+1 《罠の橋》
-4 《致命的な一押し》
-1 《物語への没入》
-1 《残忍な切断》
グリクシスモンキー
戦績:10-4(71.4%)
7月は1回を除いて相棒に《湧き出る源、ジェガンサ》が入っていました。
《ジェガンサ》を採用している場合、《通りの悪霊》が入らないので、デッキ内の総マナコストが低く《ラフター》でかなり削れます。
厄介なのは《死の飢えのタイタン、クロクサ》で、4マナ出る前にどうにかするか、色マナを縛るか、出てきた返しに勝つかになります。
基本地形は《島》1枚、《沼》2枚、《山》1枚程度なので、土地縛りルートも有効です。
相手の《水難》が面倒なので、《根絶》するか、青マナを潰してあげましょう。
カウンターモンキーでも採用されている《帳簿裂き》ですが、謀議のドローは強制です。
最後の数枚の時はカウントを忘れないように気を付けましょう。
サイドボード
+2 《幽霊街》
+2 《仕組まれた爆薬》
+1 《残響する真実》
+1 《魂導ランタン》
+3 《根絶》
-3 《外科的摘出》
-1 《彼方の映像》
-1 《墓所への乱入》
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからLOを組む人、復帰する人に向けて少しでもお力になれれば幸いです。
質問や感想はコメント、Twitter、Youtubeのいずれもお待ちしております。
それでは、よいLOを。
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