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おばさん一人旅 #4 甘川文化村
釜山一人旅の続編。
ミッションの一つに挙げた甘川文化村のお話。
甘川文化村とは
『韓国のマチュピチュ』と言われ、カラフルな街並みで有名。もともとは北朝鮮からの避難民が片寄せあって生活していたエリアなんだとか。
もともと甘川文化村は朝鮮戦争時に北朝鮮から避難してきた人々が山肌に家を建てた集落だったけれど、その後路上アートなどで町おこしをして観光地へと発展してきました。
私の場合はネットで見た空と海のブルーと街並みの美しいブルーとがあまりにも印象的で、これは絶対この目で見たい!ここへ行くと決めていた。
一人で散策するなら人気の少ない朝
人ごみも列に並ぶのも大嫌い。
人気のレストランにもだらだら並びたくないからオープンと同時に入店。と言うのは私が旅行でよくやる作戦なのだけど、今回も同様に(営業時間があるわけでは無いけど)朝イチで観光するパターンで決行。
朝9時過ぎの文化村を散策
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西面のホテルから地下鉄でチャガルチまで移動し、そこからバスに乗り換える。
朝9時過ぎにバス停を降りて散策開始。
カフェやお土産屋さんなどのショップはまだ開店前なので人気もまばら。
一人だし、そもそもここでお土産を買ったりカフェに立ち寄ったりするつもりも無かったので問題なし。むしろ静かでウェルカム。
ナンとか映えにも興味が無いし、定番映えスポットはスルーし、私なりに気になったポイントで写真を撮る。
なんてことの無い裏路地
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メインストリートはネットでもよく見るアートやおしゃれなカフェが沢山。
ちょっとした裏路地を除いてもカラフルでステキ。
armyの聖地?
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日本で留守番中の息子の依頼で撮影
釜山出身の大スターの壁画。最近K-popにハマっている息子のリクエストにより代理で巡礼。
このすぐ横でどこかの国のテレビクルーがドラマの撮影をしていて交通規制中。
観光客グループが高級外車を道端に停めて降りてきた。そこに停めて良いのか?
細い道の先は民家
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メインストリートはじわじわと人が増えてきた。横に入ってみよう、とうろつく。
カラフルな中の日常、北朝鮮から避難来てきた人たちの末裔が今も住んでいるのがはわからない。
けれど、今では有名な観光地となったこの場所に日常生活が存在することは、カラフルな街をただカラフルなだけの安っぽい街に見せない理由なのかも知れない。
ここで生活する彼らにとって、この観光地は当然、私たちとは違った感覚で受け止められているのだろうけれども。
甘川文化村へのアクセス
ツアーに参加しなくても行けます。
路線バス利用の場合はチャガルチ市場から西面2-2番に乗車して約20分。
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NAVER MAP と言うアプリは路線バスのルート検索ができて便利。もちろん日本語OK。行き先が出ない場合はバングル表記を調べてコピペしてもいいし、地図から指定もできる。これ、ソウルでも使えるし便利なので韓国旅行に行くなら必須アイテムと言いたい。
結論、やはり朝イチで来て正解
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小一時間散策してバス停に戻った頃にはものすごい人が続々とやって来ていた。
横断歩道では多くの人々がすれ違い落ち着かない。
この時間に着いていたらゆっくり写真撮影もできなかっただろう。
繰り返しになるけどお土産やカフェにこだわりがなければ朝の散策をオススメしたい。
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