『1番大切な夢』はありますか？

皆さんには「1番大切な夢」はありますか？

ここ数日「この夢が叶わなければ、この人生を生きる意味がない」と話す方にセッションで立て続けにお会いしていて、その挙げ句なのか何なのか、今朝引いたオラクルカードにも「1番大切な夢へと導いてくれる」というワードがあって。

なんだか「夢」が大渋滞。

もちろんこの「夢」は眠っている時に見るものではなくて、生きている時間の中で目指すもの。人によっては「辿り着きたい場所」だったり「手に入れるもの」だったり「描く理想」だったり。それこそ十人十色。

遥か彼方に思えるような目標や、とにかくがむしゃらに進めば辿りつけそうなものまで色々な「夢」のエネルギーを視ていくと。

夢に対するアプローチも当たり前だけど十人十色。

夢について背水の陣を張る勢いな人もいれば、とにかく大きな大きな風呂敷を拡げる人もいる。

色々なお話を伺って、私が1つだけ不思議だなと思ったのは、誰にも目立たないようコツコツ地味に、それなのにただただ夢と向き合っている姿が「楽しそう」と思える人は「稀」なこと。

「夢に向かう」ということは、望みが高ければ高いほど簡単ではないけれど。夢が叶ったら、好きなことや好きな人のことを思うとついニヤニヤしてしまうのと同じくらいの感情があるはず。なのに、それが全面に出てきてない方が多いのが、私には不思議だった。

「夢」について、必死にそれを追う真摯さは伝わるけれど、そもそもそこまで真摯に夢に全フリできるのは、それが「好き」だったり「楽しいから」なはず。違うのかな。

私が何となく感じたのは。
その「好き」とか「楽しい」という感情を全面に出すよりも「これだけ頑張っている自分」であれば“許してもらえる(→そして夢が叶う)”という強迫観念がそこにはあるのではないかということ。

「夢」は楽しいもの。美しいもの。

だから、続けられる。泥まみれでも育て続けられる。周りと比べることがあったとしても、自分に戻れる。

ならば。

「夢」を持つ自分をもっと大切にしてほしい。
「夢」を持つ自分を「結果を出すだけ」と雑に扱わないでほしい。

あなたの「夢」はあなたを変えて、世界を変える。
そんな「夢」に向かう道だって、既に素晴らしい「時間」を過ごしているのだと自分を信じてあげてほしい。

好きで好きで大好きで
抱きしめたくて、でも抱きしめられなくて、
「夢」に抱きしめてもらえなくても
それでも焦がれずにいられない。

そんな感情を不用意に他人に注いだら
今のご時世、問題ですが。

自分の「夢」なら好きなだけ、チカラの限り。
とことん注いでも大丈夫。

注いでみたら返ってくるものが
きっとある。

だから「夢」を笑顔で追いかけてほしいなと。
その笑顔が自分の“閃き”を活性化させ、一気に夢の現実化を加速させるのではないかと思います。