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木星と海王星が重なる夜


今夜23:30頃、木星と海王星が魚座の24度あたりでぴたりと0度で重なりました。この木星と海王星が重なるのはなんと166年ぶりだそう。

166年前は、1856年。日本は3年前にペリーが来航し、鎖国から開国へと進む幕末の最中。世界では、なんとクリミア戦争が終結した年。

歴史は繰り返される、というけれどまさかクリミア戦争終結のタイミングが、木星と海王星の重なる周期にリンクするというのはとてもとても興味深い。

木星は拡大拡張のエネルギーを持つ天体で、ベネフィック(=恩恵、恵み)な天体と言われていて、海王星は曖昧とかうやむやなエネルギーを持つ天体なので、マレフィック(=不吉)な天体とされています。

もちろん、それはそれぞれの天体が持つ意味=象意の一端でしかなくて、木星だってどんどん拡張して欲しくないもの(腫瘍とか)にも働きかけてしまえばマレフィックだし、海王星は曖昧な星である一方でとってもロマンチックでクリエイティブなエネルギーがある。

だから星読みは単純にはいかないのだけれども。今、この時代にはホロスコープについては数多くの占星術家たちが長い年月をかけて記録してきた叡智やデータがあるし、歴史についてはネットでいくらでも情報を整理することかできるので。今夜はずっとホロスコープと歴史を眺めています。

そして。
ふとね、思ったけれどもね。

人間て進歩しないなーーー、とね。
思いました。

テクノロジーは進化してるけどね。
それを運用する人間が変わらないから、クリミアの悲しい歴史が2000年を超えてなお、再び繰り返されているのは非常に心が苦しくなる。

166年前は、日本も日本で大変革期。もうちょっとすると、吉田松陰や坂本龍馬など大きく日本を動かす人物が歴史に登場してくる。166年後の今の日本はどうだろう?今後に期待したい。

木星が「恩恵」で、海王星は「霊性」だとすると、私も何か貢献できそうな気がしてくる。となると、ちょっとやる気も出てくる。……ん、でもやっぱり。待てよ。どうかな。どうだろう?

166年ぶりのこのタイミングにドキドキするし、ワクワクもしています。

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