アミダサマ
週末は私が読んだり観たりしたものの忘備録。
今週は「アミダサマ/沼田まほかる著」。
放置された幼い女の子から始まるホラーサスペンス。時々ハッとする気づきがあるので、わりとホラーは好きだったりします。
このお話は、登場人物は限りなく少ない中で展開される。その数少ない登場人物の中のキーマンは南無阿弥陀を唱えるちょい枯れイケオジな(←私の妄想の中で)ご住職。
阿弥陀如来を信仰するこのご住職の視点がとてもいい。そして、この物語に流れる「命の移行」というテーマの扱い方もとてもいい。
阿弥陀如来の慈悲を知る物語。
好き。
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