法事と熱中症。
月曜日。
週末は法事。
家人の実家は神道なので
亡くなった人は皆「神さま」に昇格する。
法事ではその神さまに神主さんが
祝詞をあげてくださる。
独特のリズムの祝詞は神主さんの手製なのか
「いついつ誰が亡くなって、早くもこのくらい年月が経ちました」というような、ちょっと作文チックな文章が織り交ぜられてその合間に合間に「ちはやぶる」とかの文言も加わって、とても興味深かった。
仏教徒で信心深い友人は自分でも毎日仏さまに自分でお経を唱えるし、法事などではお坊さんによってあげられるお経のクオリティの違いもよくわかるので、色々なお坊さんによるお経の違いの話をしてくれて、そのお話はとても勉強になるし楽しくて記憶に残るから、私も父の葬儀であげられたお経をしみじみ味わうことができたけれど。
神道の法事は私の中ではレアなので。
何がどうなのか他を知らない。
そして
お線香のかわりに供える榊が未だに新鮮な体験。
でもさすがに数度目となる今回は「あぁ、このどんな季節でも青々として美しい榊の生命力に古の人々はスピリチュアルなものを感じて神棚や墓前に供えようとしたのかなぁ」と思ったりもして。自然神を信仰する神道の奥深さに思いを馳せたりしました。
ただ。緊張と慣れない空気と読めないスケジュールに
軽く熱中症となり3度ほど具合が悪くなり。けっこうヘロヘロになりました。
私は暑さより湿度が覿面に弱い。
昨日の蒸し暑さはエグかった。
思えば救急車もたくさん街中で見かけたな。
まだまだ夏はこれから。健やかな夏にするために今年の夏はいっそう用心して過ごそうと改めて思いました。
熱中症って、私の体感としては一度なるとクセになる気がするし、ちょっと回復したから「もう大丈夫!」ではなくて、ぶり返すこともあるけっこうしつこいものなので。やっぱり未然に防ぐのが1番。ほんと油断大敵。皆さまもどうかどうかご自愛くださいね。