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昨日の地震とニギハヤヒノミコト


昨夜22:41頃、東京・千葉・埼玉などで最大震度5強の地震が発生。私の住む場所での5強クラスの地震は東日本大震災以来だったので、ちょっとクラクラしました。NHKの特集などもまめに観て、日頃から備えて覚悟しているつもりだったのに、全然できてなかったです。久しぶりの強い揺れにキャーってなりました。一夜明けて、怪我をされた方の人数が判明したりJRなどでは日中遅延が続いたりしていますが、皆さま大丈夫ですか?まだしばらくは気をつけましょうね、お互いに。


先日の青森や少し前の岐阜・飛騨地方の時もそうでしたが、大きな地震があると「日本」のヒーリングを行うのが習慣になっているので。昨夜も寝る前にたっぷりヒーリングをしてから眠りにつきました。そうすると、私自身よく眠れるので。昨日もそのつもりでいたのですが。

昨日は全然いつもと違い。
夢を見っぱなしで朝になりました。

また「夢の話」で恐縮ですが。
自分のための記録として書いておこうと思います。

***

夢の中。
大きな山をバックにした小さな広場に小高い正方形の盛り土が大小二段になって、しめ縄で結界が張られている場所が現れました。

何やらこれから儀式が執り行われる様子。雰囲気的には地鎮祭のスペシャル版のような空気。盛り土された結界には神さまが召喚されるようで、私はこれからどんな神さまを召喚するのか周りにいた人に尋ねると(ここで召喚される神さまによって、この儀式の規模がわかると思った)、

「木花之佐久夜毘売ですよ」

…そう教えられ「マジか!木花之佐久夜毘売さまかっ。となると、これは大ごとな儀式っ!富士山にも関連してくるはず。ええぇーーー、なんかヤバいのか! 心の準備ができてない」と思っていると、

「ささ、あなたも早く支度して私たちとともに木花之佐久夜毘売さまのおチカラをお借りして、ともにこの場をおさめましょう」

…と誘われた瞬間、また次の場に飛ばされました。

その場は薄暗い山の中。少し離れた場所にかがり火が焚かれ、その灯りで男性らしき姿があることがわかりました。

暗がりの中、少しだけ近づいてみると、かがり火の灯りに浮かび上がる男性はたくましく、お能のような衣装を身につけ、1人舞いを舞っていました。時にゆるやかに時に激しく。舞を舞う衣摺れの音だけが響く静けさの中で、私は自分が息をするのも悪いような、そしてこれ以上近づいてはいけないような気持ちで、一定の距離を保ち、その舞を眺めていました。そこはまさしく聖域。神の領域だと思ったので。

とはいえ。

男性はずーーーーーーっと踊り続けていて。私はいったい、いつまでこれを眺めているのかなと思うほどの時間が流れていきました。途中ふと「木花之佐久夜毘売の方を手伝いにいかなくていいのかな?」ということも頭をよぎります。えぇ、少し飽きてきたのかもしれません。そして、真剣に舞を舞う姿をずっと眺めていたら、私も何かしなくては!という焦りもでてきました。

そんな中。

てか、この男性はダレ?
(おそらく神さまなのだと思うけど)


そう頭に浮かんだ瞬間「ニギハヤヒノミコト」と頭の中で声がしました。

そして、目が覚めました。すっごく眠いのに「はい、一旦CMでーす」とばかりに夢から無理やり切断されたような気分でした。なので半分夢の中にいるような気分で目覚めた私は急いで、とりあえずスマホに「ニギハヤヒノミコト」を入力。なぜなら

全然聞いたことのないお名前だったから。

夢の中では、超自信満々に日本の神さまだと思っていたけど、いざ目が覚めてみると「そんな神さまなんていないかもしれない」という想いの方が勝ってきて、とりあえず検索を……。

でも、すっごく眠くて、検索結果をチェックできないまま、私は再び眠りに落ちていきました……。

不思議なことに、眠りに落ちると、舞を舞うニギハヤヒノミコトの姿を眺めていた場所に戻っていました。そして「この舞を見届けるのがあなたの役目」という声がどこからか聴こえてきたことで、私の覚悟が決まり。朝きちんと目が覚めるまで、粗相がないよう緊張しながらも彼の舞(水と火を統合するための舞)を眺め続けていたのでした。

***夢、おしまい。

こんな夢をみてたものだから。
寝た気がね、しないんですよ。でも、いつもの朝より寝坊をしたんですよ。

どういうこと⁉︎

でも、目が覚めるにつれ、昨日の夜から今朝にかけてガッツリ見ていた夢の記憶がどんどん薄れていくのもリアルで、こうやって書いておかないとすっかり忘れてしまいそうで。まとめてみました。

そうそう。あまりの眠たさに「ニギハヤヒノミコト」を検索したのは“夢だったかも?”と思って、スマホを朝イチで確認したら、検索結果が残っていて笑ってしまいました…どんだけ眠かったの、私。少しくらい読めよ。

その検索結果ですが。

「ニギハヤヒノミコト」は、様々な情報が検索に上がるほどメジャーな神さまでした。ただ、日本の神さまの中でも「最も謎の多い神さま」って色んなところに書かれているようなミステリアスな存在でした。メジャーなのに、天照大御神から十種神宝を持たされてこの地に降臨してきた神さまなのに、謎って。もはや、色々隠されてますね。あ、隠したいのか。うーん、わからない。

それもそのはず。一晩中、彼の舞を眺めていた私も彼とはなんらコンタクトできなかったので、ね。彼の舞しかわからない。しかも微妙に遠いところから眺めてただけなので。お顔もよくは見えなかったし。そういうミステリアスな存在なのですよね……。でも、舞はパワフルかつ頼もしい。そして優雅で美しい。全体的に安心できるオーラが漲っていたので。好きです。惚れました。余談ですが、彼を祀る大阪の交野市にある磐船神社、すっごく行きたくなりました。

その後も色々調べていたら、木花之佐久夜毘売が生んだ子どもの1人が、初代神武天皇になられていて、その神武天皇に仕えた神さまが「ニギハヤヒノミコト」だったことなどが繋がり。さらに、再びホツマツタエの情報も浮上してきたり。

あぁ、日本の神さま、奥が深い。果てしない。

けれど。

そんな風に一晩中、舞を舞ってくれていた神さまや召喚に応じてくれる神さまがいるということは(夢の中の話ですが)。たぶん、日本は今、すっごく護られているのかなと思います。地震の巣があちこちにあり、異常気象が普通となり、コロナ禍などによる様々な不安も多い時代ですが。こうして護られていると感じられるのは夢であれ現実であれ、とてもありがたいことだと思います。

そして。
そういう存在たちに護られるにふさわしい自分であれるよう努めたいと思いました。馬鹿だけど放っておけないな、馬鹿なりにがんばってるから可愛いなって思われるくらいな自分でありたい。図々しいか。とにかく失望されないよう、謙虚に努めよう。

そしてもちろん、
皆さまにも高き存在のご加護がありますように。

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