忘れる女
セッションをするたびに、とてもすてきなメッセージを受け取ります。
もちろんそれは私宛のものではなくて、セッションをお受けくださったお客さまのもの。
でも,本当に素敵なメッセージなので、そのメッセージを伝える私もとても幸せな気持ちになります。
まさに「幸せのお裾分け」を頂く気分。
“お裾分け”をしてもらった以上は、とうぜん私の記憶の宝箱にしまいたくなるし、なんなら大学ノートに手書きで書き写していきたいくらいなのに。
セッションが終わると記憶はなくなる。
あんな素敵な時間だったのに。あんな深い言葉だったのに。
えぇ、思い出せないんですよ……コワイです。ホラーです。
というか。
これってあれかなぁ、脳ドッグ案件なのかな・涙。
不安になって私自身のハイヤーセルフに尋ねるも「そういうものだ」の一点張り。ですよねー。
だからこそ、私はリーディングセッションを信頼しているところもあるわけで。セッションをお受けくださった方が、しっかり受け止めてくれればそれでよし。オンタイムでメッセージの意味がわかることもあれば、時限発火装置のように“その時”がくればすべて繋がることもある。それも人それぞれ。たとえ,今際の際に気づこうと、今世は間に合わず来世に持ち越しとなろうも、それらすべてが素晴らしい天の采配だと思う。
ま、セッション中は基本私は蚊帳の外にいる人間ですが。関係者だからこそ味わえる瞬間に立ち会えることは、とてもとても幸せなことだと思っています。
いやマジで、記憶はなくなるけれど。だからこそなんというか、刹那の儚さもまたたまらなくスペシャルな時間になることは、セッションの醍醐味なのだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?