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読書記録:最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術

三連休で実家に帰る為に空港に向かっている間に読んだのでメモ。

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術(堀江貴文 著)

変な感想だけど、自分も以前ビッグファイブの診断をやって神経症的傾向が高くてガッカリした記憶があるのだが、まさかのホリエモンも高いとは思わなかった。

その為の対処法として「ウソをつかない」とあったのが非常に印象的。

一緒に過ごしていて実は退屈なのに、楽しそうに振る舞う。さして美味しくない料理を、さも美味しそうに食べてみせる。
べつに感謝してないのに、ありがとうと頭を下げる。
つまりおべんちゃらだ。
それは些細なウソだが些細であるがゆえ余計に苦痛をともなう。

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術

自分の普段の生活を振り返ると、耳が痛い。
と、いうよりもむしろ普段の生活で仮面を被りすぎて自分の感覚に気づいてない時もある気がする。

うーん。
もう少し自分の感覚に目をむけてみよう。

ホリエモンの本はいつも面白くスラスラ読めてしまうが、読んでいて思うのは自分の意見がしっかりしているということである。

色んな本に書いてある事を鵜呑みにして、それが実行出来ない自分にストレスを感じてしまうというのは自己啓発書読む人あるあるでは無いだろうか。
例えばマインドフルネスは良いということで瞑想を始めてみたり、朝活が良いと聞いて5時起き生活を始めてみたり。

そんな我々を嘲笑うかのように、ホリエモンさんはこの本にこんな事を書いている。

ここの所ビジネスパーソンのあいたでメディテーションなるものが流行っている。メディテーションとはつまり瞑想のことだ。
(中略)
でもぼくは絶対やらない。どんなメリットがあろうがやらない。ぼくにとってメディテーションは逆効果だ。

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術

読んでいて思わず笑ってしまった(笑)
自分の軸がしっかりしてるなぁと。
まぁ「けど逆効果だ。」と書いてあるということは一回は試してみたのかもしれない。
その上で自分で決める。
その姿勢が大事なんだろうなと思う。

ちなみにホリエモンさんは晩御飯を1人で食べず、必ず誰かと一緒にテーブルを囲むそうだ。

さて、これを読んで「私もじゃあ晩御飯を1人で食べるのを止めて、必ず誰かと一緒にテーブルを囲むようにしよう!」とやって良いだろうか?

答えはNoだと思う。

これはホリエモンさんの性格にあったやり方なのであって、全ての読者にあったやり方ではない。
真似して誰かと一緒にテーブルを囲む事で、人と交流するのが大好きな人は良いが、苦痛な人にとっては無駄なストレスが増えるだけだと思う。

そんな風になんでも鵜呑みにせずに、自分に合わないことはNoと言っても良いんだと、多分作者様が「え?そこ?」と思うような所で感心してしまった。
だけど本当に本やネットの記事を読んで自分の至らない所を悲嘆して過ごす事ほど馬鹿らしい事は無いと思った。

自分には無理と割り切ってもよい。

そんな考えを貰えた本でした。


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