おもったこと。

昨日YouTubeの本ツイに伊藤亜和さんが出演するとついっーたーで知り18時を迎えた事を確認して再生した。

伊藤亜和さんは『存在の耐えられない愛おしさ』で知り、文章に一目惚れした次第です。

その巻末。ジェーンさんと亜和さんの対談から

「個人としての世の中の見方が魅力的だから好き」

それを映像で見る事ができた気がして嬉しかった。亜和さんの自然体の美しさ、魅力を再確認した感じがした。

亜和さんの主観フィルターがあったら絶対買うのに。

特に印象的だったのが行旅死亡人の本を手にした時に話されてた言葉。

それを聞いて思ったのは行旅死亡人と聞いておそらくほとんどの人は『知らない老人が亡くなった』という事実だけを受け取り、『知らない人だし...』と、そこで考えることを止めてしまうとおもう。

でも伊藤亜和さんは『もし自分だったら』と想像し、そういう人たちも確かにこの社会に存在しているという現実に、自分を重ねて考えることができる人なんだって。

そんな深い着眼点を持っている亜和さんを知って、やっぱり好きだなと改めて感じた。

答えのでない事に寄り添うということは、果てしないし、終わりがないかもしれない。

そんな不確かさの中に立ち止まれる人は、きっと生きていける人たちなのかなーなんて事も考えたり。

答えがない事に耐えられる。




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