桜が葬ってくれる
こんばんは、今日は雨でした。
「泣くべきだった気がするけどなにで泣くべきか忘れた、忘れた気がするけど忘れたことだけは覚えてることも、君が忘れた振りをしてる恋愛未満の恋愛も、なんだかめんどくさいからなにも言わないことにした言葉未満の感傷も、好きになれなかった副流煙の残り香も、全部桜が葬ってくれる、桜が葬ってくれる」
これはある日、友人がインスタのストーリーで流していたものです。
おそらく、誰かのtwitterのスクショでしたが、ひとめぼれしました。
文にひとめぼれを使うのはおかしいのかもしれませんが、読んだ瞬間に好きだなと感じたのでひとめぼれという言葉がぴったりなんです。
きっと書いた方はこうゆう経験をして、この時の状況を想像しているんだろうなと思えるリアルさ。そして何より最後の「桜が葬ってくれる」という文は優しさと儚さが入り混じっていて、心が締め付けられました。
また違う友人に、この文章良くない?と画像を送ったところ「薄いピンクみたいだね」と返ってきました。確かに、本当に、その通りでした。ピンクの中でも薄くて柔らかいピンク色なんです。
こうゆう何気ないことを伝えても、自然な返答をくれる人が好きです。いい友人を持ったなと思いました。
そして、これを書いた人は誰なのかなと気になり、twitterでこの文を検索してみたら、すぐ出てきました。
「F」さんという、文章を書いている方でした。
twitterを遡っていると他にも素敵な文章が沢山ありました。
「20代で得た知見」という本も出版されていたので、今度買おうと思います。
お休みなさい^^
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