「目頭を押さえた」観劇後の感想
自分は、ライブ配信なども見させていただき、この戯曲がどんどん肉付けされていく様子を見てきた。
出演者の方それぞれが、個々におかれた状況や、セリフの意味をきちんと考え、自然に出てくる感情に任せて、それでいて、流されたりすることも無く、一人一人がきちんと確立されていた。
特に、市原さんのコメディチック、状況を掻き回す(?)演技は最高だし、田中さんのツッコミも最高。
見たあとは、何も喉を通らなくなるか、カレーが食べたくなる!!
僕は、何も喉を通らなくなった。
「事件」というのは、写真を撮られたことだと思っていたら、まさかの…。
という感じで、かなり衝撃だった。
自分には絶対にこんなに人を驚かし、涙させる作品は作れないなぁと思った。
悔しくもあり、完敗という気持ちでもある。
これは、舞台でするから良いのかもしれない。映画になってしまうと、良さが消し飛んでしまう、そんな気がする。
僕も頑張って、作品を作りたいなぁと、思えた。
舞台観劇はこうだからやめられない。
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