トレードはチーターのようだ@マークマーク・ワインスタイン

「マーク・ワインスタイン」というプロのトレーダーの話。

「株式トレード」ではとてもない勝率の高い人物。

どのくらいの勝率かというと「数千回」のトレードでまけたのが17回。

そのうちの9回は、パソコンのマシントラブルによる「強制手仕舞い」の負け。

つまり、勝率は99%以上だ。

ちなみに「負けのトレードはすべて憶えている」とのこと。

負けトレードに対する追求も、彼はすごい。

マーク・ワインスタイン氏のインタヴューで、このように答えている。

記者「どうしてそんなた高い勝率をあげられるんだい?」

ワインスタイン 「ぼくは、相場をすごくこわがっているからさ」

ワインスタイン 「優秀なトレーダーはみんな臆病だ。その恐怖心が、トレードにおけるタイミングをより正確なものにしてきた」

ところで「トレードにおけるタイミング」ってなんだろう?

これは、エントリーと手仕舞い(損切り)のことだ。

彼は、トレードのことを「チーターのようだ」と話している。

チーターは世界一足の速い動物で、平原ではどんな動物でも捕まえられるけど「獲物を確実に捕らえる時まで待つ」そうだ。

チャンスが来るまで、チーターはしげみの中に1週間でも身を隠すらしい。

しかも、赤ん坊のカモシカ、それも病気足の悪いカモシカの赤ん坊」を待つらしい。

そして、まさにそのカモシカが来た時、すなわち「絶対に取り逃す可能性が無くなった」時、はじめて「狩り」を実行する。

だからこそ、逆に振れたら(取り逃す可能性がでたら)すぐに手仕舞う(損切りする)のは、当然なんだろう。

最後に、マーク・ワインスタイン氏は、トレードを始めたばかりの「初心者」に、次のようなアドバイスをしている。

①損切りを早くすること。

②どうして負けてしまうのか、学ぶこと。それは儲けることより重要だ。

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