231201(金)一週間の振り返り

NYダウ年初来高値更新、利下げ観測早まる
SENSEX(印)、GDP好調

FOMC毎の米政策金利見通しが28日㈫に変化する。
一回目の利下げが、7月末に見られていたのが、すでに5月まで前倒されてきた。FRBの見通しではもう一回利上げがあるのではないかと見通していたのが、さらに年内は利上げない。その上に、年始更に物価指標は下がり、五月と思われていた一回の利下げすら、三月にずれ込む可能性すら出てきた。

10月末のFOMCから金利が下落、FOMC以来の低水準になった。金利差の面から円ドルが円高方向に引っ張られている。しかし11月頭は金利が下がっているのにも関わらず、円ドルが150円に張り付くというのが期間があった。今は素直に金利差の縮小が円高方向になっている。

シカゴの円先物ポジション。円売りのポジションが一週間で3万枚増えた。約4000億円の規模で円売りが入った。その間金利差がつまっていくのにも関わらず、為替が円安の方向に引っ張られて150円という状況の水準を超えて推移した。それが直近21日の10万3千くらいの所まで縮まり、一気に三万くらい縮まった。その結金利差に素直に反応して円高に進むという状況になる。少なくとも円安に振れるような需給要因はいったん解消されている。金利差をそのまま反映される円高が進みやすい状況になっている。これが日経平均の頭を抑えている。さらに日本の景気もよくない。消費動かないも設備投資もそれほど伸びていない。日本は先行きの不安感がある、アメリカも金利低下による景気減速の不安がある。オーバーきるの懸念がナスダックに出ているのではないか。ダウは年初来高値とのっているのは、好業績だったセールスフォースがかなりダウを押し上げた。好業績に対する物色意欲は落ちていない。ガファムもよいものが半分くらいあったので、ここから先は景気敏感だけではなくTも注目。

・大正製薬MBO過去最高額
・さくらインターネットが日本初の政府クラウドに採用
・レーザーテック高値更新
・トヨタ系持ち合い解消、資本効率改善に加え政策保有株解消で海外評価高
・7&I最大規模の自社株買い1100億円と株式分割
・資生堂節目の4000円の節目を割る。
・川崎汽船バルチック海運上がっているのに反応していない。その後をみられているのか。


12月は11月ほどではないが上昇が強いアノマリー月

下記はほぼインフレ率と思ってよい

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