美しく生きる
美しい生き方。
そう聞いてあなたはどういう生き方を思い浮かべるだろう。
華々しい経歴。豊かさ。恵まれた環境に恵まれた容姿、才能。
そういったものを思い浮かべるだろうか?
あるいは、神に仕えストイックに精神性を高め他人の為に時間やお金を惜しみなく使う。そういったことを思い浮かべるだろうか?
どれも間違いではないが正解でもない。
あなたにとっての美しい生き方であるか、の判断基準は「あなたらしい生き方」かどうかだからだ。
先にあげたような生き方があなたらしいのであれば、それはあなたが憧れる美しい生き方なのだろう。
しかし皆がどれだけ憧れ羨んでもあなたらしくない生き方は、あなたにとっては砂を噛むようなものにしかならないだろう。
それくらい「自分らしさ」は大切なのだ。
さて、では「自分らしい生き方」「自分らしいとはこういうことだ」と明確に言える人はいるだろうか?
言える人は誰のサポートも受けなくても自然に自分らしく在れるのでそのまままっすぐ行くといいだろう。
だが、大半の人は「自分らしいって何だろう」と考えてしまうのではないだろうか?
だから使命や天命、生まれてくる前に決めた人生の目的などを知りたがるのではないだろうか?
それは「自分らしさ」が分からないから、高次の存在や自らの魂に「教えてくれ」と甘えていることになる。
実は人というのは主体性を持たない方が楽なのだ。
与えられたものの中で与えてほしいと言い与えられるのを待っているほうが楽なのだ。
それは全ての判断を自分以外の誰かに委ねれば、自分は「判断する、決断する」責任から逃れられ、うまくいかない時はその誰かに責任転嫁できるからだ。
だがそれでは「自分らしさ」は分からない。
分かる日は来ない。ましてや自分軸で生きるなど夢のまた夢だ。
美しい生き方に必要な自分らしさは、残念ながら主体性・行動力(実行力)・判断力・決断力が必要になる。
美しい生き方をしている人に憧れるのは自立し辛くても自分の足で1歩1歩前に進む強さがあるからだ。
それは特別な生き方ではない。
誰にでもできる。
でも誰でもしないから憧れてしまうのだ。
もし美しい生き方に興味があるなら「自分らしいとは」と考えてほしい。
そこにヒントがある。
ああ、1つだけ忠告を。
美しい生き方、自分らしい生き方は「自分にとって都合のいいことだけが起こり続ける魔法の生き方ではない」ということは忘れないでほしい。
自分らしく美しく生きるとはそんな生易しい甘いものではないのだから。
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