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5月だった

豪雨のなか、注文しておいたアマゾンの荷物が届いていたことを失念していて、次の日に、アパートの階段前でぼろぼろになって屍を晒しているような呈で濡れそぼっているの発見したとき、ため息がでた。
中身は無事だったので、アンデッド化はしていない。

もう、いうべき人たちには手紙を書いたり、
DMで連絡したり、直接云ったりした。
立ち去って、
戻って、
どのような生活をしていくのか。

まわりだって事情はあろうし、
自分だってそうだ。

ああだこうだ逡巡したところで、
いつものことだが眼前にしてみないことには対処できないしイメージもわかない。
どうせ思った通りになる事はない。
自身のやりかたでやっていくのみ。
ハハッと苦笑いしながら、手元を見逃さないようにやっていくつもり。
また、そこであたらしい何かが咲くこともあるだろう。
とにかくディフェンスばっかりではいないぞ。

終盤戦に向けて局面をとぎすませているつもりだが、遅々として進まないし、本当にこれだけの段ボールで持って帰れるのか心配で、たびたび近くで購入しては、ヤマトや佐川でひと箱、ふた箱と送っている。
かたづいてない部屋をみるのも忍びないが、どんどんものが減っていくものわびしくもある。
その分へやがきれいになっているということで、相殺。

5月。

いまのうちに今までお世話になった(と、自分では思っている)寺社仏閣へ挨拶。

平塚八幡。
遊行寺。
最乗寺。
寒川神社。

後は鶴岡八幡だけ行っておきたいのだが、
昨今の鎌倉の込み具合を考えると、足がなかなか向かない。

常態的に弘明寺には出ていて、いつもの如く中島館へいってから、弘明寺をお参りというようなことをやってたりする。

いや大船だって鎌倉だ。
大船にはよく行く。
モリバとタリーズは読書場と決めている。これもずいぶんと長い。
いつものように足を向けるのは栗田湯。
大船も弘明寺も要するに銭湯へ行きたいのだ。

平塚八幡へいったとき。
いったことがなかった銭湯へ向かって歩いていると、
ちかくに平塚郵便局があった。
懐かしい。
かつて、あの七夕祭りで着ぐるみを着てチラシ配りをしたこともあったなあ。
遠い昔ばなしだ。

あの時も自分の「顔」がまったく見えてなかったが、
年を経て自分の「顔」がどういうものだったのか、分かったような気がする。
それだけでもみっけもんだった。

叡王戦第四局はこれから始まる。
叡王には後手番とはいえなんとか勝利を収めてほしい。
しかし、伊藤匠が次のタイトルホルダーになるのも、近いのは間違いがない。
二強時代が到来するのか?




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差路
珈琲と岩茶と将棋と読書と、すこしだけ書くことを愛する者です。