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最初なので、自己紹介でも。

初めまして、私、及川絵美と申します。


ここで、noteさんに文章を綴ろうと思ったきっかけを冒頭に話せたらと思います。


理由は明確です「おしゃべりが好き」


おしゃべり好きなら私のデザインしている過程、最近思うことなどをおしゃべり感覚で綴りたいと思ったのがきっかけです。これはブランドにもかなり影響して、4年目ともなるTHURIUM(スリウム)は、毎回物語を書いており、商品名も思いを込めた商品名にしています。

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↑今までのTHURIUMカタログの一部。この中に物語を綴っており、毎回話が繋がっています。密かにこのカタログを集めていくれているお客様にお会いして、心が暖かくなりました。「ありがとうございます!」

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2020ss「思い出の宝箱柄ワンピース」


さて、こんなおしゃべり好きの自己紹介をできたらと思います。


<Profile>

本名:佐野絵美

生年月日:1987年7月29日 卯年獅子座

出身地:宮城県

好きなこと:友人とのランチ

苦手なこと:暇な時間


私は、宮城県名取市の山の出身です。ものすごく地元の景色が綺麗で、自慢の一つです。宮城の方は、デートで使ったこともあることもあるかと思います。

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↑地元の景色で天気が良いと牡鹿半島まで見えます。


小学生よりずっとバスケをしており、バスケのおかげ(?)で負けず嫌いです。小学生の頃から平日の小学校終わりに、書道、ピアノ(途中放棄)、学研、バスケをして、土日はバスケの練習か、試合の日々を送ってきたせいか、暇な時間というものがとても苦手です。

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こちらは、中学生の新人戦の時の地区大会の写真だったような。手元に残る唯一のバスケ写真。一人だけひょこっと座高が高いのが明確なのは私です。


ずっと、脳内バスケでしたから、中学の総体で敗戦した時の悔しさは人一倍で、そのあと高校選びも「どーでも良いや」になってしまったのは、この挫折がきっかけだったかと思います。

そして迎えた高校生活。

国立宮城工業高等専門学校(現在:独立行政法人国立仙台高専)情報デザイン学科に入学しました。今この学科は無いのが悲しいです。

5年制の学校なので、まだ15歳の小娘が20歳の先輩が近い存在で学校生活を送ると言う不思議な空間(専攻科まで入れたら22歳の先輩まで在籍しておりました)で勉強しておりました。そんな15歳の小娘は、大人に見えた先輩たちに憧れ、ほぼ校則がなく、私服校だったこともあり、髪の毛を明るくして、コテコテの古着を身にまとい田んぼと田んぼの田舎道を自転車で20分かけて登校していました。

学生生活で、ファッションに目覚めたのは、現在お取引させていただいておりますトランス様の影響です。

当時、いろは横丁という居酒屋が立ち並ぶ空間にひっそりと佇んでいた「SAKURA」さんで出会った「iro-R」さんの影響で、服好きになりました。

その当時、アルバイトをしていなかったので、なかなか買える値段ではなく、単発のアルバイトをしたり、母親にプレゼンテーションをして買ってもらっていました。服好きの学生生活を送る一方で、4年生から造形研究室に入り、デザインの勉強をしてゆくのですが、とても課題に厳しい先生で、徹夜しながら課題をこなして、何回も泣いたことを今でも覚えております。(今では、先生にとても感謝しております。ありがとうございます!)

そのおかげで、その後20歳で入学した新宿に佇む文化服装学院の課題は、私の中で、「苦しい」ものではなく、「楽しい」と思える内容でした。課題は学校にいる間に終わらせることができていたので、学校が終わると当時インターンをしていた「unruly」というブランドに足を運んでいました。これがキッカケで、「自分のブランドを立ち上げたい」という気持ちが生まれ、ブランドを始めました。

始めた当初は、全然売れず...とても苦しい思いをしていましたが、ここで役に立ったのが、

「コミュニケーション能力」


でした。

もともとコミュニケーション能力がとても高いというわけではなく、新卒で入社した「Gracecontinental」の販売職で身についたものでした。とても勉強になる会社で、辛いこと、悔しいこと、言葉にならない憤りもたくさんあったのですが、今も濃い付き合いしているのはこの時の仲間ですし、今もgracecontinentalでの経験が一番と言っていいほどブランドに力になっています。


いくら良い商品を作っても作り手と、販売員と、営業のバランスが整っていないと成長が難しいと考えております。


THURIUMは、決して世の中の誰もが知っているブランドでは無いのですが、色々な経験、たくさんの協力してくれる仲間、お取引先に支えられて日々生きています。


商品への直向きさを忘れずに、お客様と向き合うことのできるブランドを目指しております。


「向き合う」という事はどういうことかと言うと、自己満足になりすぎない服作りをすると言うことです。


色を決める段階から、ショップに展開していただいたときの事を想像して色のシュミレーションをパソコンで作成して決めています。展示会の際、実はアポイント状況によって、ラックに置くサンプルの場所を変えています。(アポイントが重なって変えれないときもあります。申し訳ございません...)

それは、良いか悪いかはわからないのですが、お取引先様の店舗に並んだとき、この並びで買いたい!と思っていただけるような配列にしております。最近は、その場で発注つけていただくことより、ショップにお持ち帰りいただくことが多いので、スワッチとの連動より、展示会での第一印象を優先することといたしました。

それによって、良いことは、初めてのnoteでかくと長くなってしまいそうなので、また次回の展示会が始まりましたらお話ししたいと思います。


さて、話が長くなってしまいましたが、結論、話好きのデザイナーです。これからは、THURUM、WALDOの服作りの過程などをご紹介しながらnoteを続けて行きたいと思うので、もしご興味いただければご覧いただけますと幸いです。


今日も、好きな服を纏って




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