今年のPresti枠は万能スコアラー?
こんにちは。どとーーーるです。
各CFも終わり、MIAvsDENのカードが決まりました。
PIで負けてしまった再建真っ只中のOKCは彼らの戦い方やレベルと比べて、ここ補強しなきゃやこんな選手ドラフトしたいなと考えている頃ではないでしょうか。
そこで今回は、1巡目12位指名候補のPeppardine大学のWing、Maxwell Lewisを紹介します。
どのMockやサイトでも20位台が多い中、私がこの順位で指名があると考えるのはたくさんの理由があります!そんな彼の魅力をたくさん紹介していきます。
Profile
Frame
身長:6’7 ft (w/o shoes 6'6.25 ft)
体重:207.2 lbs (94 kg)
WS:7'0 ft
ポジション:wing-forward
大学/学年:Peppardine univ. / Sophomore
比較選手:Brandon Imgram (NOP) / Shai Gilgeous-Alexander (OKC)
Stats
今季は、エーススコアラーとして得点やアシスト、リバウンドを増加させ、チームを引っ張ってきました。
Freshman時代には、本人もESPNの取材で明確な役割がなかったと話すように、シューターとしての運用が主でした。
Sophomoreとなった今季は、エーススコアラーとしてのアウトサイド、インサイド、ポストアップなど多彩なオフェンスを展開しました。
Strong Point
1v1 Scoring
彼は、今季大学を引っ張るエーススコアラーを担っています。
Peppardineは毎ポゼッションしっかりとしたセットを組むものの完遂しきれずに、LewisのIsoaltionでオフェンスを終えることも少なくありません。一方、Lewisもその役割に応えるだけのハンドリングやフィニッシュ力を持っていてチームメイトからの信頼も高い印象があります。
左右どちらからも展開、フィニッシュができる点、Paint Attackの時のボールセキュリティ、Rim Attackが失敗したときのミドルなどNBAでスコアしていくのに必要なスキルが備わっていると言えます。
特に、Rim周りのフィニッシュ力は61.2%を誇っており、彼のスキルはかなりのものと考えられます。ペイントへのアタックを多用するOKCにとってこの成績はかなり需要となる選手ではないでしょうか。
私が、最も惚れている点は空間の使い方にあります。
ドリブルこそ1流というわけではないですが、切り返しなどで空いたギャップに0から急加速する馬力、体を入れる技術、ペースオブチェンジの使い方やリムプロの位置を把握し飛ぶ高さ角度を変えスコアするなど圧巻ともいえるスコアの才能を持ちます。
スコアの仕方を見るとShaiに近しいものを感じます。
3pts Shooter Potential
最初にあげました、スタッツを見ると優れたシューターの数字には見えません。その理由は、彼がエースであり、無理なステップバックからのシュートを強いられる場面も多いからです。
しかしながら、C&Sに限れば43%とまずまずな数字でSpot-up-Shooterとしての役割はもちろん、滑らかなワンモーションフォームはRunning Shooterとしての才能もあるでしょう。
このように彼は3-levelでスコアすることが出来ます。
Frame
まずは、JDubとの比較から。
このように、体格のイメージとしてはPrestiもcombineのみで惚れこんでしまったJdubとほぼ変わらないFrameをしています。
他の同じような体格の上位候補生と比べても遜色ありません。
線がまだ細いですが、トレーニングによってはスモールの4番もできるのではないでしょうか。
Weak Point
フィジカル
ここまで、スコアリング能力をべた褒めしてきたわけですが、彼のプレースタイルを考えるとこの分野は改善する必要があります。
実際に、ESPNに登録されているデータでは195 lbsしかなく3番として使うにはもの足りません。
しかし、最新のNBA Draft Combineで測られた体重は207.2 lbsとNBA入りに向けて、シーズン終了後着々と準備してきているように感じます。
先ほど、シュートの滑らかさで上げた動画を見ると下半身の発達がよくわかります。
少しずつではありますが、自分の弱点と向き合い無理のない範囲で改善する向上心も評価点ですね。
Shoot Selection
エースとして、最も必要なシュートセレクション。
チームのレベルや彼の役割を考えるとある程度仕方ない点もありますが、無理なステップバックやフェイダウェイが多い印象です。
OKCにきたとしたら、Markさんの指揮やShaiなどのハンドラー陣と組み合わせることで改善する可能性はかなり高いもののはあるもののPlaying Decisionは自身の問題でもあるので、ここはかなり注目です。
調子の波
前半戦こそ調子がよくカレッジマニアたちの目を光らせていたLewis君ですが、各試合のエースムーブ乱発による各校の対策やスタミナ切れが原因なのか本来の実力が後半で前半はただの上振れだったのかは定かではありませんが、成績が急降下しました。
NBAは、82試合+POと長期間のシーズンとなっているため、この成績推移はかなり気になります。
OKCとのフィット
オフェンス
6thマンとして、コンスタントにスコアしていくプレーヤーがいなくハンドラーの3人頼みになってしまいがちだったOKCにとって3-levelスコアラーの加入はプラスに働くでしょう。
例えば、奇数Qの後半にShai&Chetの時間帯のセカンドハンドラー兼シューターとしての運用もできるでしょう。
また、3ptsを打つためのムーブ、ドライブインするためのムーブ共にうまく、カットの絶妙なタイミングで入れるためShaiのみならずGiddeyやその他去年全員でカットしまくった点がいきるでしょう。
さらにLewis自身もギャンブルパスも目立ちますが、カットへの合わせやキックアウトなどもうまく、クリエーターとしてのアップサイドも見込めます。
ディフェンス
ここまで、オフェンスの話のみをしてきたのでよくあるオフェンス全振り型の選手にみえますが、ディフェンスも1流とまではいきませんが、うまいです。
脚できちんとドライブレーンに入ることができ、穴になることは決してありません。
ただ、難点としてはオンボールでは手癖が悪くファールが嵩むこと。向かれた後に、ぼーっと立っている印象もあり、ローテーション意識が弱い点が見受けられます。
しかし、チームの約束事などもあるのでそれを弱点として指摘しきれないのと、ディフェンスが始まる前は必ずマークの確認を行っている点、Catch-upが早いのでさほど心配はないと感じています。
(チーム事情でエ-スムーブすることが多く、優先順位が低い可能性あり。)
12位で指名される可能性
Mock
Mockを見る限り、20位台が多く、12位でLewis君を指名予想をしているのは1つで、個人的な感覚としてかなり尖った予想をします。
なので、正直そこまで高いとは言い切れません。 (ここまでたらたらと語ってきましたが)10%もないくらいでしょう笑
過去の傾向
私が指名の可能性があるのと考えているのはOKCの過去の傾向からです。
例えば、21年に高くても10位大方の予想は10位台と言われえたGiddeyを6位。22年に高くて18位低くて2巡目も考えられていたJDubをトレードダウンせずに12位で獲得した過去があり、順位に関わらずほしい選手をその順位で取るカルチャーがあります。
他チームの行動
GiddeyもJDubもそれぞれ7位でGSWが。14位CLEが指名に動いていたような記事もあり、Prestiは獲得を急いだ記事がありました。
これをLewisくんで当てはめると先ほど上げたツイートから13位のTORや17位のLALがすでにワークアウトしていることからMockよりも指名順位の上振れもあり得ます。
また、Brandon Miller君ともスキルセットが似ていることから、Miller君をトレードアップで取れなかったチームを筆頭に人気が上がる可能性もあります。
さいごに
いかがだったでしょうか。
現在、多くのサイトで20位台が予想されているLewis君ですが、スキルセットやマインドセット、フレームなど含めてすでにNBAでプレーする実力を持っていて、ロッタリー候補にあげられてもおかしくありません。また、フレームやプレースタイルはPrestiの性癖に突き刺さっているでしょう。
今回は、Peppardine Univ.のMaxwell Lewis君を紹介しました。
ドラフトまで少しずつですが、12位、37位、50位本命の選手や大穴の選手含めて紹介していきます。
ご精読ありがとうございました。
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