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12位
こんにちは。どとーーーるです。
先日、DEN-MIAの熱きファイナルが終わり、今シーズン残すはヲレたちのNBAファイナル『NBA Draft 2023』のみとなりました。
まだまだ再建途中の我々OKCとしては、このドラフトでの補強はとても大事なこイベントというのが共通認識ではないでしょうか。
そこで今回は、ドラフトナイト当日の動きを最近話題になっているあのこととリンクさせながら考えていきたいと思います。
今回はその12位編です。
今シーズンの課題
①サイズ不足
開幕直前のChetの怪我に始まり、軒並みビッグマンの怪我に苦しんだ今シーズン。一時、スタメンセンターがKennyとなるいわば、5ガードと今シーズンビッグマンが本来の評価を取り戻し始めたトレンドに逆行した戦術を強いられました。
そのせいもあり、リム周りでの失点は50.7 (リーグ16位)、ディフェンシブリバウンドの勝率は69.3% (リーグ28位)、セカンドチャンスによる失点15.5(リーグ最下位)とまさにボロボロでした。
来季からChet×JWill体制が本格化するとはいえ、今年のtop4チームの戦力を見るにサイズ、フィジカル共に足りません
②3pts
私が行いました全国1,000人のJKに聞いたOKCの伝統といえば?という問いに対しての解答の実に78%がシュートが入らない。入る気がしない。入れる気もない。だったことからわかるようにシュートが入りません。
開幕戦を戦力化されたシューターがMooseだけで挑んだだけあり、外シュートはあってないようなものでした。
実際に昨季チーム成功率が35.6%とリーグ17位でした。しかし、我々の戦術上彗星の如く現れたJoe、MooseやHorfordと相性を考えると抜群に好成績です。
③ハンドラーとフィニッシュ
現在3人のハンドラーをOKCは抱えているが、その3人すべてがスタメンで出ていることから、ベンチタイムは必ず誰かしら1人で回さないといけない状況になっています。
また、シーズンエンドインタビューでSam PrestiGMはオフェンス時のフィニッシュ力について指摘しました。
実際にゴールから5ft以内つまりリム周りのFG%は59.9%で最下位 (しかもダントツ) であり、とてもrimアタックをメインに戦っているようなチームには見えませんね。
主要サイトのモックと噂
①Mock draft
ESPN
12th… Kobe Bufkin
50th… Jalen Pickett
The Athletic
12th… Bilal Coulibaly
Ringer
12th… Kobe Bufkin
50th… Charles Bediako
B-Report
12th… Kobe Bufkin
50th… Chris Livingston
CBS
12th… Bilal Coulibaly
Sports illustrated
12th… Dereck Lively II
50th… Mouhamed Gueye
HoopsHype
12th… Keyonte George
50th… Seth Lundy
SB-Nation
12th…Bilal Coulibaly
②噂
まず最初に3つのツイートから振り返ってみましょう。
Bilal Coulibaly
Wasserman says Bilal Coulibaly has a promise in the lottery👀 pic.twitter.com/3c0OjTE8VA
— 𝓕 🪄 (@Fiizop) June 1, 2023
Kobe Bufkin
Michigan's Kobe Bufkin could surprise people with how high he gets picked. Looking more and more likely that he's not getting out of the lottery on draft night, and he has a chance to hear his name called as high as 8th (Washington) or 9th (Utah), NBA teams tell me. pic.twitter.com/AFSl8ijxj2
— Jonathan Givony (@DraftExpress) June 15, 2023
トレードアップ
.@wojespn mentions the Jazz and Thunder as potential teams to trade up on draft night:
— Evan Sidery (@esidery) June 16, 2023
Jazz: “They’re a team that could potentially move higher than No. 9. They have the ability to package those picks. If there’s a player they like on the board that they don’t think is going to… pic.twitter.com/0OuhNUBscA
このように、現在OKCの周りではBilalへの確約、Bufkinへの確約、トレードアップの可能性があげられています。
注意点としては、Bilalはロッタリーの確約止まり、Bufkinは候補チームが4チームありOKCはその中でも可能性は低いと話しています。
しかし今回は、これらのことをOKCが実際にしたこととして考察していきたいと思います。
考察
①確約を噂された選手たち
まず、それぞれの選手の紹介からしていきたいと思います。
①Bilal Coulibaly
6'7ft / 200lbs/ WS 7'2/ Wing
攻守においてポテンシャルが光る18歳で、特にディフェンスではチームのリーダー的な役割を担っている様子も見られます。オンボール、オフボール両シチュエーションですでにNBAレベルに思えます。
オフェンスはまだ粗削りながら身体能力をいかしたハイライトプレーから堅実なPnRプレーまでこなします。ボディバランスが絶大なことからスコアリングにも非凡な才能が見えます。
②Kobe Bufkin
6’5ft / 190lbs / WS 6'7/ Guard
学年はSophomoreではありますが、年齢はFreshmanと同じとまだまだ成長の余地を残す床の高いガード。通常は、コンボガードとしてオフボールスクリーンを利用し、ボールをもらうとハーデンのようなスネークドリブルでスコアを量産します。また、シューターとしてのポテンシャルを秘めています。
フィジカルの弱さが課題にあげられますが、ディフェンスもうまくオンボールオフボール共にパスコースを潰しながら守る守備をします。また、リバウンドもうまく4.8本取ります。
両者の共通点として、まずチームのセカンドハンドラーを務めています。
前述したように、スタメンにわがチームの全ハンドラーを投入する関係で極度のハンドラー不足です。そこに彼らのセカンドハンドラーを入れてみましょう。そうです。無限Shaiさん無双タイムの完成です。
2つ目の共通点として、リム周りのフィニッシュ力です。Bilalは67.4%、Bufkinは驚異の71.1%です。そして2人とも最低条件であるディフェンスは両者うまいです。
このように噂になっている1巡目候補選手から実際にワークアウトをした選手を見ても多くは、①セカンドハンドラーで②ディフェンスがうまく、③シュートがうまい選手をこの優先順位で探していると予想します。
②トレードアップ
先に添付しましたツイートにしたWoj記者によると、OKCは4-7位へのトレードアップを予想しているみたいです。
まあ、指名権多いんでね。その気持ちはわかる。
冗談は置いといて、じゃあトレードターゲットは誰なんだ。と。
ロスターを眺めたらどっからどー考えても答えは1つです。
Houston大のJarace Walkerです。
説明はもはや不必要でしょうが、一応。
6’7ft / 248lbs / WS 7'2ft / Forword
ハブ役として、オフェンスに彩りを与えてくれ、ディフェンスは本人もDortを手本にしていると話してるだけあり、馬力とフィジカルで完封しまう。
誰がどう見ても補強点です。おとなしく指名してくれ。
私自身も何度も語りかけました。
ですが今回は尖らせていただきます。
まず、①ハンドラーではない。
パスビッグなのは間違いないがよく考えてみれば、Jwillを始め、ChetやPoku、再契約していただけるならSaric、そして希望の星Ousとうちのチーム素材がいっぱい。
次、②ディフェンスだ!!
たしかにディフェンスはいい。がしかしうちに必要な力は相手のビッグウィングを完封する力なのか?
その真相に近づくには、シーズンエンドインタビューがカギかもしれません。
長いでーーーーす。
この中にディフェンスについて話している描写があります。
そう4番エースに対する解答として、JDubがあげられています。私たち視点では課題だと思っていても、彼らの中にはすでに解決済みなのかもしれません。
また、この体ですがリム周りのオフェンスは彼の弱点でもあります。
そして、トレードアップの順位をもう一度見てみましょう。
4-7位です。7位を見てください。そこに見えるのは、うちらの5ガードによく似た4ガードのシステムを敷いていたINDです。
くれるわけがないです。
では、なぜWojはあえて7位までいれたのでしょうか?
その答えは、私の上げた3点の補強点と8-9位のチームの補強点を見れば一目瞭然です。そう彼らもハンドラーを探しています。
つまりわがチームの第一希望はCason Wallace君なのではないでしょうか。
6’4ft / 195lbs / WS 6'8 ft/ Guard
今クラスNo.1ディフェンダーで、堅実に攻守をこなすまさに絵に描いた補強点といえる選手です。オフェンスのポテンシャルは上記の候補2人に劣りますが、シュートやパスもうまく決して穴になるような選手ではないです。
ワークアウトリストを見ても、ディフェンシブな4番は撤回したHawkins君くらいに見えます。
その他の候補
①Jett Howard
6'8 ft/ 215lbs / Wing
②Jalen Hood-Schifino
6'6 ft/ 217lbs/ WS 6'10.25/ Guard
③Maxwell Lewis
6'7 ft / 207lbs/ WS 7'0 ft /Wing
④Brandin Podziemski
6'5 ft/ 204lbs / WS 6'5.5 ft/ Guard
さいごに
いかがだったでしょうか。
Bilal君鬼推しの私自身も彼が最適解ではないと感じていますが、彼の持つポテンシャルは間違いないと思います。
ディフェンスでの高さの問題は大丈夫でも、やはりリバウンドを制されては試合を制すことが出来ません。ドラフトで解決することが私たちファンが最も予測しやすいところではあるので、Jarace君にぜひ行ってほしいところではありますが、OKCのアイデンティティをさらに伸ばすポテンシャルを望むなら今回あげた選手たちなのではないでしょうか。
今回は、1巡目編を行いましたが、ドラフトまでに気合を出して2巡目編も書いていこうと思います。
ご精読ありがとうございました。
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