見出し画像

夏至夜風Liveに託されたもの①




 

Eiji Nakayama Bass Solo 夏至夜風Live

Beyond My All (私のすべてを超えて)
2021年6月16日(水)

 

主催者挨拶とお礼


 
本日は「夏至夜風Live」にようこそいらっしゃいました!!
みなさまご機嫌いかがでしょうか。
 
「おつらいところはありませんか? 」と、整体の仕事の時のようにおひとりおひとりに問いかければ、おそらく、どのかたにも大なり小なり心に秘めた屈託がおありになることでしょう。そんな中で、こうして今ここに集うことができましたこと、本当に嬉しくありがたいです。
 
さあ、夏至夜風に吹かれながらEiji Nakayamaさんの円熟の音世界を全身に浴びてくださいませ!! ゆるゆると、存分に、たゆたってくださいませ!!
音楽に心を揺さぶられ、魂が解放される。・・・大好きで大切なみなさまと共に、そのような至福のひとときを共有できますことに、なんとも言えない感動と満ち足りた想いを覚えています。
 
私にとってはすべてが初めてのことばかりで、行き届かないところも数々あると思いますが、みなさまからのお力添えのおかげで、無事にこの日を迎えることができました。
 
まずは、本日の演奏者、Eiji Nakayamaさんに盛大な拍手と感謝の思いを贈りたいと思います。
ホームコンサートを快諾してくださり、不慣れな主催者を力強く支え続けてくださったこと、どんなに感謝しても感謝し尽くせません。

恥ずかしながら私は、ジャズのことは何もわかりません。でも、「紫苑」さんから始まって、いろいろな会場に追っかけファンとして何度もソロやセッションをお聴きするうちに、中山さんのベースに<風>を感じるようになっていました。

それで今回のホームコンサートに「夏至夜風Live」という名称をご提案させて頂いたのですが、中山さんから、「まさにベースソロのイメージかな? 全国各地のジャズファンやオーナーからも同じように<風>のイメージがすると言われます」とお返事をいただいた時には、なんだかゾクゾクしてしまいました。

夏至夜風(げしよかぜ)とは


ちなみに、夏至夜風(げしよかぜ)とは、「太陽は最も高くなり、一年で一番、日が長くなる時である。梅雨の期間にあたるので、吹く風も湿っている。日中の暑さから気温も下がった夜に吹く風で、独特の風情がある。」と書かれています。
今年の夏至は6月21日(月)。今宵は窓もドアも大きく開けています。ジャズと夜風とのコラボシーションも味わっていただけると最高かと思います。
 
続きまして、この場をお借りして、今回のホームコンサートで特にお世話になりましたみなさまをご紹介させていただきます。
 

ワイヤーアートで空間演出・湯澤真弓さんご夫妻


 
素敵なワイヤーアートで空間演出をしてくださった湯澤さんご夫妻、ありがとうございました。ワイヤーアーティスト&「レモンカフェ」オーナーでいらっしゃる真弓さんのフェニックス、圧巻です。この作品は、湯澤宏之さんが挿画を描かれた絵本『ララとソニアと美の秘密』展で、絵本とのコラボレーションとして制作されました。真弓さんとアクセサリ作家のララさんによる共作です。
「真弓さん! 不死鳥を飛ばせてくださいませんか! ライヴのテーマ、Beyond My All (私のすべてを超えて)にぴったりで、ときめいてしまうのですけど」と厚かましくお願いしちゃいました。みごと実現してもらえて本当に嬉しいです。
みなさま。サンキャッチャー作品と共に、どうぞお楽しみくださいませ。
真弓さんは、来週6/23〜29八木橋百貨店での「せきゆうこ 吹きガラス作品展」に、ガラスとワイヤーのコラボレーション作品を出展されるそうですので、ご興味のある方はどうぞ足をお運びください。
 

「ブロンジェリー風の杜」の山口さんご夫妻


 
会場にておいしいパンを提供してくださる「ブロンジェリー風の杜」の山口さんご夫妻、ありがとうございます。
厳選素材のこだわりのパンのおいしさはもちろんのこと、西吉見の丘の上にあるお店の一角はまるで絵本の中のようです。カフェ「ラピスラズリ」には、この春にお亡くなりになった会津の陶芸作家、一重孔希(いちじゅうこうき)氏の白磁・青磁の器や、個性的な羅漢さんがあちこちにさりげなく置かれています。今では珍しくなってしまったアナログレコードから流れるジャズを聴きながらまったりできる、とっておきの空間です。
 

「ヘアーメンテ小松」の小松さんご夫妻


 
駐車場で安全な誘導をしてくださった「ヘアーメンテ小松」の小松さんご夫妻、今回も大変お世話になりました。
「ヘアーメンテ小松」はバリアフリーの癒しのヘアーサロン。心地よい椅子に座ると不思議となんでもしゃべってしまう。私が整体学校に通い始める前からずっと応援してもらっています。最近では、ウィッグの微調整もお願いできてとても助かっています。
 

「ダンデライオンベース」は心強いスタッフ


 
「ダンデライオンベース」のおふたりには、チラシづくりからリハーサル、当日のスタッフとして活躍してもらっています。企画の段階から全面協力してもらえて、どんなに心強かったことでしょうか。
妄想を現実に、さらに想像以上の展開へと、私一人なら思いもつかないことをいろいろ提案してもらって世界が広がりました。
本日録画された演奏の一部は、YouTube「中山英二JAZZ ch」にて視聴できる予定です。また「夏至夜風Live」のプロモーションビデオも制作してもらいますので、祭りのあとの余韻として、どうぞご期待くださいませ。
蛇足になりますが「ダンデライオンベース」のふたりは、私の大切な娘たちです。本業は医療従事者ですが、ふたりの得意なガジェットやカメラ技術を活かして、チラシや動画、ホームページなどを制作したり、相談に乗ったりする会社を立ち上げました。タンポポの種のようにたくましく、ふわりと自由な彼女たち。今後の活躍が本当に楽しみです。
 

Special thanks・・・


玄関まわりのお花飾りをしてくださったハンギングバスケットマスターのみわらさん。
椅子をお貸しくださった「古民家ホール・ギャラリー・カフェ紫苑」の小林さん。
駐車場を使わせてくださった「ビューティサロン美Jin」の増田さん。
ありがとうございました。惜しみなくお力を貸して下さったみなさまのおかげで、とびきり素敵なホームコンサートが実現できました。
ここにお集まりのみなさまからも、遠くから見守ってくれる友人たちからも、家族からも、有形無形の惜しみない励ましやお気遣いをいただきました。改めて、心からの感謝を申し上げます。
 

辿り着いた答えは、単純だった


 
みなさま。
ホームコンサートをやろうと決めてからずっと、なんのためにやるの? どんな意味があるの? と自問自答を繰り返してきましたが、辿り着いた答えは、案外単純でした。
「やりたいことがあって、それに一生懸命向き合っていたら喜んでくれる人がいて、つきあってくれる奇特な人も現れて。・・・それってしみじみ幸せ。生きていて良かった! 」多分、私は、そういう<生きている実感のようなもの>に飢えていたのです。
おかげさまで、この2ヶ月あまり、今までにないくらい充実していました。
今夜はみなさまと一緒に、Eiji Nakayamaの世界をたっぷりと、無心になって堪能させていただきたいと思います。
(明日はちょっと抜け殻になるかも知れませんが。それはそれで。・・・笑)
 
 
主催者としてのご挨拶は以上です。
ここから先は、ホームコンサートへの個人的な思いと経緯を詳しく綴っています。とても長いです。せっかくのウキウキした雰囲気の邪魔になってはいけません。もしご興味があれば、おひまな時にでもご笑読いただけましたら幸いです。

②へ続く


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?