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悪夢日記 Chapter4『鏡』

友人の家に遊びに行った時のこと。その友人の家は、田舎にありがちな古い建物で、いかにも趣のあるものだった。

私は友人と一緒にトイレに行った。この時私はタオルを頭に巻いていた。トイレの扉を開けて目の前に鏡が二枚並んである。その鏡に目を向けたとき、私は信じられない光景を目撃する。

向かって左側の目の前にあった鏡に映っていたのは、ハチマキをした私の姿。右側の、友人の目の前にあった鏡では、私の頭には何も着けてなかったのだ。

私はあわててトイレから出て、大広間で食事をしていた大人たちに「自分の頭にあるのは何?」と問うた。全員、「タオルが巻き付いている」と答えた。

#2000字のホラー

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