今日感じたこと 

人や動物への思いは、一瞬でもそれらに思いを馳せたかどうかで、思いの深さが変わる。それらとの距離が自分に近かろうが遠かろうが関係ない。




今日、JRAの騎手、藤岡康太が亡くなった。

この報せをソーシャルメディアで目にしたとき、何も言葉がでてこなかった。何が起きたかわからなかった。

理解したのはしばらく経ってから。その瞬間、人目をはばからずに泣いてしまいそうになった。

僕は特別、藤岡康太のファンではなかった。

なかったけれども、去年のマイルチャンピオンシップでの劇的な優勝は強く印象に残ったし、これは藤岡康太という騎手は今後の重賞戦線で活躍するだろうなと思っていた。

その程度の気持ちでしかないのに、今日の報せを聞いてからは胸の中が悲しい気持ちでいっぱいになり、家に帰ってからはボロボロ泣いてしまった。

僕は特別ファンではなかったけど、ソーシャルメディアに投稿された藤岡康太のファンのメッセージをたくさん見たことで、彼がどれだけ愛されていたかを感じ、藤岡康太という人の一端を知ることできた。

藤岡康太はとても愛されていた。応援されていた。

愛されて、応援されていたことが僕はとても嬉しく感じた。



僕は今、この記事を書いている際中にも顔をぐしゃぐしゃにしているし、鼻水もダラダラ垂らしている。何回も書いては消して、書いては消してを繰り返している。まともな文章になっていないかもしれない。それでも、今日感じたことを書かなきゃいけないと思った。



人が死ぬのは悲しい。やっぱり悲しい。



だから、藤岡康太という騎手がいたことを忘れたくない。



藤岡康太のレースを心に留めておきたい。



かっこいい写真がなくてすみません。去年京都遠征のときの写真です。

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