見出し画像

一生モノの腕時計【あなたの1番大切なモノ】

#1ヶ月書くチャレンジ Day17

私の1番大切なモノ。
それは、父から20歳の誕生日にもらった腕時計です。

出かける時は左手首に必ずつけます。
無いと何か落ち着かず、忘れ物でもしたのかとソワソワしちゃいます。
たまにいつもと違うポケットにシュッと入れてしまって、「あれ?どこにやったっけ?」と焦ることもあります。

まあまあ私がワガママを言っておねだりしたものなので、もし壊したり失くしたりしたら、父が間違いなく激怒するのは目に見えています。ひやひや。


高校の時から腕時計を付けていますが、20歳までに持ってたものはベルトがフェイクレザーでした。
このフェイクレザーが私にとっては厄介でした。私は凄く汗っかきで、すぐベルト部分をボロボロにしていました。
いつも安価な腕時計を、雑貨屋さんで買ってはダメにして、また買うというループを繰り返していました。

どんなにデザインが可愛くて、気に入っても数ヶ月後にはボロボロにしてしまう。
それでも私なりに「こっちの方がまだ耐久性高いデザインかな?」「これは多少ボロボロになってもあまり目立たなさそう」など、毎回試行錯誤を続けていました。

19歳のある日。当時付けていたバングル型の時計がベルトもボロボロ、文字盤とベルト部分を繋ぐネジも金属疲労で折れる、腕にはめられる状態じゃなくなってしまった時に、だいぶショックを受けました。

その時計は、母の知り合いの冠婚葬祭で頂いたカタログを見て注文したものでした。
カタログギフトに載ってるような、ちょっと良いものも使えなくしてしまう私って一体。

そこで、20歳の誕生日まで半年を切った私は父に頼みました。
「もう安い腕時計を何回も買い直すのは嫌だ。一生使い続けられる、ベルト部分が金属の良い腕時計が欲しい」

今までボロボロにしてきた腕時計の残骸を机の上に並べ、スマホの画面でCITIZEN XCのホームページを開いて父に見せました。
「できれば、このデザインのが良い」と指さして希望を伝えました。

上記リンクのページは、当時と比べてさらにパワーアップしていて新作のものも毎年どんどん出てきています。
イメージキャラクターは当時と変わらず、北川景子さん。
こんな上品で、素敵な、大人な女性になりたいんだ……!

父は「わかった」と一言。
半年後、私の誕生日にちゃんと希望の腕時計をプレゼントしてくれました。

それからずっと、その腕時計を使っています。左手首につけると、シャキッと背筋が伸びます。


北川さんのような上品で、素敵な、大人の女性に少しは近づいているかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?