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レンズマウント変換しながらND

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前置き

先日カメラ内NDの記事を書きました。
↓前回の記事と紹介したもの。

今回はレンズマウント変換NDの良し悪しを考えてみたいと思います。

ドロップインフィルターオートフォーカマウントレンズアダプター

キャノンのEFマウントをソニーEマウントに変換しながらそこにNDも入れてしまおうというやつです。

レンズのマウントをしながらNDも内蔵しているという便利グッズでマウント変換をする前提の人間には非常に便利なものです。
では今回はこのマウントレンズアダプタードロップインフィルターの良し悪しを書いていこうと思います。

良い点

2in1

なんといってもマウント変換する人間であればマウント変換をするだけでNDもこれで済ませることが出来るのは最大の魅力です。
マウント変換が同じレンズであればこれ一つで使いまわせます。

レンズ径を選ばない

レンズとカメラの間につける変換なのでどんなに大きな径のレンズだろうと小さな径のレンズだろうと関係なくこのNDで処理できてしまいます。

装着が簡単

マウントアダプターに差し込むタイプなのでレンズ前につけるフィルターと違い簡単に装着脱着が出来ます。
案外現場でレンズにフィルターがつかない!と苦戦したことがある方も多いのではないでしょうか?さらにフィルターが取れない!ステップアップリングから外れない!みたいなことで地味に苦戦したことは誰しもあるかと思いますが、これを使うとそんな苦戦はなくなります。

悪い点

マウント変換しなくてはいけない

マウント変換アダプターなので当然なのですが、レンズのマウントを変換しなければ使えません。
つまり熱心な昔からのSONY信者でレンズもEマウント信者であれば検討の余地もありません。
さらに対応マウント変換が無ければ使えません。

マウントの数だけ必要

こちらもマウント変換アダプターなので当然なのですが、色々なマウントのレンズを使いたい場合はそのマウント分だけ対応したこの商品を買わなければなりません。
レンズマウントを渡り鳥してきた流浪の民は複数所持することになり、似たような形状となるため間違えないように注意する必要も出てきます。

せり出す

マウントアダプター全てに言えることなのですが、変換アダプター分だけレンズが被写体側に伸びます。
すると重心が被写体側に行くので重いレンズを使用しているとよりレンズを重く感じます。短時間であれば問題ありませんが、長時間使用しているとかなり腕に負担が来るかと思うので要注意です。

フィルターの品質を選べない

レンズ前につけるフィルターであれば色々なメーカーから色々な価格帯で色々な品質のフィルターが出ています。
しかしこの商品になるとこの商品に合ったフィルターはこの1社しか出していない場合が大半です。そうなるとフィルターの品質に不満がある場合全く使えない商品となってしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか?便利グッズなのであまり多くは望むべきではないと分かっていますが、私個人としては重たいレンズを使うことが多いので重心が被写体側に出てしまって丸一日の長時間撮影が辛くなるのが一番のデメリットのように感じています。
腕力に自信のある方でしたら全く問題の無いことだと思うので、その人その人にあった機材環境を作っていきたいですね。


筆者:哉司
1998年から3DCGをはじめ、ゲーム会社インターンを経て映像制作会社でTV番組、MV、CMなどを学ぶ。
2004年にフリーの映像ディレクター、グラフィッカーとなる。
街頭ビジョン、TV番組、自主映画、カメラマン、俳優、Youtubeなどで活動している。
監督出演作「殺し屋ジャスティスレッド」

運営Youtubeチャンネル「自主映画応援チャンネル」


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