見出し画像

【ジョニー】最近あった申し訳ないこと。

こんにちは。今週のジョニーです。
毎日寒い日が続いてますね。実家の隙間風は一向に止む気配がありません。困ったものです。
コロナ感染者7000人越えの現状も困ったものです。おうちに帰ったら手洗いうがい消毒を徹底しましょうね。

(なんか珍しく真面目なこと言ってしまった。)

最近あったこと​

最近は稽古とバイトをはしごする毎日なんですが、そのバイト先で起こった話を一つ皆さんにお聞かせできればと思います。

その日はいつもと同じく寒い日で、人の混み具合もまぁそこそこと言った感じのものでした。ちなみに僕は某大手デパートの傘下にあるスーパーでバイトしているんですが、いつものように商品を前陳していたことです。突然ピンポーンとアラームが鳴りレジに呼び出されました。その時は思いもしていなかったのですが、このアラームによって僕のその日のバイト時間を大きく崩されてしまうのでした。


〜序章〜
おじいちゃんからのクレーム


…レジに呼び出された僕は、もともとレジにいた今日の相方に目をやった。すると相方は「出入り口の方を見ろ」と目線で指示してきたのだ。
入り口に目をやると、

一人の老人が立っていた。

画像1

すごい白髭を携えたその老人はしゃがれた声で僕に何かを訴えていたのだ。

「自転車が倒されてチェーン外れたよ」

白髭の老人はそう言って僕を店の外へ連れて行った。そこには錆びついた自転車がポツンと置いてあった。僕は最初、(何ともなってないけどな)と思ったが、老人がこう続けた。

「ここに置いといて乗ろうと思ったら、チェーンが外れてたんだよ」
「誰かが倒して、そのまま起こしたんだろうな」
「衝撃でチェーン外れちゃったんだよ。お前直せよ」

よくもまぁそこまで頭と口が回るものだ。
正直最初はどうしたらいいかわからなかった。それを言われて、一スーパー店員の僕が、バイトの分際でそのようなことをしても良いのだろうか。と。しかも僕には自転車のチェーンをつけれるような技術も知識もない。さてどうしたものか…。

考え込んでいる僕に、老人はまたこう言った。

「ドライバー持ってきてくれ」
「それで直してくれ」

何という頭の回転の速さだろう。見たところ60歳はとうに越したおじいさんだったがなかなかパワフルなものだ。

「承知しました」

そう言って僕は店の中へ戻り、事務所に入って引き出しに手を伸ばした。

ガラッ… ガサゴソ…

画像2

あった。ドライバーセット。
それを手に僕はまた外へと向かって行った。


これはまだこの物語の始まりに過ぎない…。

気になる続きは次週!みんな楽しみに待っててくれよな!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?