見出し画像

【楠の木ゆうき】7年ぶりに観てきた

こんにちは。楠の木です。
誕生日が明日に迫ってソワソワしてます。

7年ぶりに同じ作品を観る
新幕末純情伝

こちらの劇を観てきました。
『新・幕末純情伝』という作品は過去、さまざまなキャストで演じられています。私が初めて出会ったのは中3のころで、そのときは松井玲奈さんが主演でした。お笑いが好きだった当時のわたしは、坂本龍馬の役がNON STYLEの石田さんだったから観に行ったのですが、下ネタ的な要素もある中で、戦乱の世を生きる男女の姿にとても感動して、演劇っていいなと思うきっかけになった作品でした。
今回、髙橋龍輝さんと、関隼汰さん(どっちも仮面ライダーつながりで好きになった俳優さん)が出演されていること、私が中3のときに見た回と同じ演出家の岡村さんが演出を担当されるということで、観劇に行ってきました。

感想としては、まずやっぱりぶっ飛んでるなと思いました。ネタ要素がふんだんに盛り込まれているのですが、中3のときと同じ演出もあれば鬼滅の刃など当時にはまだなかった新要素も多く盛り込まれ、また新たな岡村節を見ることができました。
面白かったのは、関隼汰さんががっつり仮面ライダーの変身ポーズをやり始めたところです。事前にTwitterの感想で変身ポーズをやっていたのは知っていたのですが、あんなにしっかりやると思っていなかったので笑ってしまいました(笑)
さらっとやるのかなと思ったら、変身ベルトを巻き、ライダー本編と同じセリフ&変身ポーズ&必殺技のキックを披露し、ライダー見て好きになった私としては嬉しかったし、それを盛り込んでくる演出が面白かったです(笑)
髙橋龍輝さんも土方歳三の陽気さと危うさと、総司を思う気持ちと新選組を守りたい気持ちで揺れ動く姿がとても情熱的で力強くて、心を動かされる演技でした。ライダーのときはクールな役でしたけどああいう激しい役もよかった……好き……。
幕末という時代設定ながらも、現代のもので例えたり、歴史を知ってるかのようなワードがあったりして時代設定を全然守らないのに、主軸を崩さないおかげでネタ要素として楽しめつつ、幕末の世の中で生き抜くために戦う、愛のために生きるその生き様に感動して号泣しました。ほんとによかった……。
なによりよかったのは、エンディングが中3のときと同じだったことです。エレファントカシマシの『風に吹かれて』が流れてきて坂本龍馬が「総司ー!」と叫ぶ、沖田総司は幸せそうな顔で手を伸ばし、幕が閉まる。もうその光景と音楽で中3で見た演劇の衝撃と感動、そこからの自分の人生まで思い出されてきてそれでまた泣けました。
当時、中3のとき、エレファントカシマシの曲を知らなかったわたしは、あまりにもそのエンディングが良すぎて必死にネットで探した程です。お気に入りの曲になっています。

おしまい

感想を書いてみました。なかなか言葉にするのは難しいですが、書き出してみるとまた色々思い出すことができてすごく楽しかったです。
DVD化してくれないところがほんとにつらいところなのですが、もし今後見る機会があったら見てみてほしいです。下ネタとかメタ要素とかが極度に無理じゃなければ面白いし、面白いのに泣けるし、感動するのでほんとにおすすめしてます。

もし見た人いたら感想語り合いたいですね。

話は変わりますが、明後日サムネイルのお二人が出演する仮面ライダーVシネの舞台挨拶を見てきます。次のnoteは多分その話ですね。

楠の木ゆうき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?