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でも、アートってわからなくない?

アートを買うのは投資か散財か?と書きました。

美術館にギャラリーに遊びに行くと言うと

でも、アートってわからなくない?

よく言われます。
写真展の案内を知人に出したときも、写真とかアートとかわかんないから・・・って。

アートってそもそも理解するものなのでしょうか?と問いたい!

私の思うアート理解?アートの楽しみ方?は

それを見て、それに接して、自分が何を思うか?感じるか?

そう答えはない、と言うかこれが答えなら答えは自分の中にあります。それがその作品に対する自分の答え。その答えは日々変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。それでも今これ見て何思う?何も思わないってことはないと思うの。言葉に変換するのが慣れてなかったり難しかったりするとは思う。

感情を豊かにするのもアート作品の1つのギフトじゃないかと思うのです。

わたしの所有するアート作品の1つを紹介したい。

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作者:Raed Issa (Gaza Palestine)

タイトル:Revolution(2019)

作者はパレスチナのガザ地区出身で現在もガザに居住している。大きさは福岡市程度、人口は200万人を超え超人口過密地区と言える。東地中海に面してはいるものの、そこにはイスラエルの警備艇、空には警備機、陸には分離壁、チェックポイントと封鎖され移動の自由が制限されている。2018年のナクバ70年を機に追われた故郷に戻る運動が行われている。
その運動は回を増すごとに大きくなり、武力によるぶつかり合いがあった。これをぶつかり合いと呼べるのか?
戦車や自動小銃、また空爆 VS 投石
結果は目に見える。投石したものに待ち受けるのは・・・怪我、そして死。
このアート作品には石を投げて意見を訴えるよりもアートで訴える。そんな意味が込められていると思う。

石に描かれた少年、首にはパレスチナを象徴するカフィーヤを巻いている。


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