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緊張感漂うジェニンキャンプ

19日の大規模攻撃

20日パレスチナの村が入植者によって放火される
私らも入植者に攻撃を受ける。

21日15歳の少女Sadeelが死亡
Jalamehチェックポイント近くでパレスチナ人男性ら3名がイスラエルのヘリコプターからの攻撃で死亡

色々大きめの出来事を書いたが、スペシャルフォースがJalameh付近にいた、とかそういう情報が入るだけで私たちはやっている作業を中止して自宅へ避難していた。

約束事、たとえば夜ご飯に出かけよう!とかもちょっとでもソルジャーがチェックポイント付近にいたとか近くにいたとか情報が入れば結果論その日は特に何もなかったとしても中止にする。当然のことだけど、台風だからとか自然のことではなく誰かが人がしたことでそうなるって・・・

町々が焼かれ次いつジェニンにも大規模攻撃があるかわからない。
パレスチナの抵抗勢力がロケット弾を作った。その映像がSNS上に流れた。
私たちは混乱した。
これは戦争ではない。
ロケット弾を作っても、大規模攻撃が近くだけなのだ。

キャンプは緊張しているし、疲れている。
新顔(普段キャンプに住んでいない人、見たことのない人、外国人)を不審者とみなす節が強くなってきていると感じる。

多くの人を今は顔見知りになっているけど、私だって全員を知っているわけではないし、カメラを持つ外国人として嫌な気持ちを抱く人だっているだろう。それはとても理解できる。
今までだって外国人のフリをしたスパイがいたし、これからもそういうことがあることは予測できる。

今日も上空にはドローンが飛ぶ。車の行き交う音、子供たちの声、紛れてドローンのプロペラの音がする。

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AzusaSuga
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