アントワープを歩く
ムハンマドの案内でアントワープ主要観光地を歩く。日本人なら絶対好きなこの場所にももちろん。アントワープ聖母大聖堂。そう!フランダースの犬の最後のシーンはここなのです。その大聖堂の前にはネロとパトラッシュの像がある。そこを一通り歩いたあと、
アントワープが一望出来る場所があるからそこへ行こう!
ムハンマドの提案によりバスに乗って移動する。そこは彼がアントワープで一番気に入っているところだ。それはアントワープ美術館。建物自体がモダンアートを成しているその美術館は外も中もそして展望台からもアートが楽しめる。ムハンマドはここの展望台で遠くを見るのが好きだと言っている。どこの町が古くてどこが新しくてと難民キャンプでの学習で得た知識で説明してくれる。
わたしたちは歩いてサンセット見るための桟橋へ行く。そこはすでにサンセットを見たい若者で埋め尽くされていた。
見て、若い男女のカップルはヨーロピアンでしょ、でアラブ人は男同志か子連れの家族。
とムハンマドが言う。確かに!そして彼は付け加える。
これはね、宗教だって言う人もいるけど、宗教じゃなくて習慣であって風習だよ。
周りはわたしたちをどう見ているのか?アラブ人とアジア人の男女が二人いる。そんなことも少しだけ思いながら日が沈むのを待つ。
++訪れてくれるみなさまへ+++
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
本文章を書いているAzusa Sugaをサポートしてやろう!という奇特な方がいらっしゃいましたら、下にある「クリエイターにサポートする」機能からのサポートをご検討くださいませ。
そのサポートはこれらの文章や写真を本にする出版資金または次の文章を書くためのパレスチナ取材旅への資金へと使わせていただきます。
kindle book 聖地パレスチナ一人散歩も好評発売中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B074DDF7C6/
#日記 #コラム #旅行 #旅 #海外 #ヨーロッパ #アジア #中東 #パレスチナ #ベルギー #難民 #パレスチナ問題 #アントワープ #トラベルジャーナル #ガザ #難民問題